パルメイラスが「2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会」初優勝!日本勢の最高位はFC東京の5位

2018年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝戦は拮抗した展開に。勝負の行方はPK戦まで決着つかず

2014年大会は決勝で涙を呑んだパルメイラス。4大会ぶりの参戦だったが、見事に大会を制してみせた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 5月5日、「2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会」の4日目が駒沢オリンピック公園総合運動場で行なわれた。

 最終日となったこの日は、各トーナメントで決勝戦や順位決定戦を実施。各グループの1位が集まる第1トーナメントでは、ロシアのチェルタノヴォとブラジルのパルメイラスがファイナルに臨んだ。

 序盤から膠着した状況が続き、後半に入っても互いにネットをなかなか揺らせない。スコアレスのまま60分を終え、大一番の決着はPK戦に。そのなかで3本のペナルティキックを成功させたパルメイラスが勝利を掴み、嬉しい大会初優勝を飾った。

 この試合に先駆けて行なわれた3位決定戦は、エジプトのカイロ選抜がソウル選抜を1-0で撃破。そのほかではボカ・ジュニアーズを1-0で破ったFC東京が日本勢最高の5位に入り、フェアプレー賞も同時に受賞した。

 4日間に渡って繰り広げられた「2018東京国際ユース(U-14)サッカー大会」。中学生年代で国際大会を戦った選手たちが、今後どのような成長を遂げていくのか。今大会の経験を糧にさらなる飛躍に期待をしたい。
 
 
5月5日の結果(試合は30分ハーフ)

第1トーナメント
[決勝]
●チェルタノヴォ(モスクワ/ロシア) 0(1PK3)0 パルメイラス(サンパウロ/ブラジル)/15:00 陸上競技場

[3位決定戦]
●カイロ選抜(エジプト) 1-0 ソウル選抜(韓国)/13:00 陸上競技場
得点者/カ:S・アイユーブ(14分)


第2トーナメント
[5位決定戦]
●ボカ・ジュニアーズ(ブエノスアイレス/アルゼンチン) 0-1 FC東京/11:10 第二球技場
得点者/F:松本愛己(60分)

[7位決定戦]
●ベルリン選抜(ドイツ) 1(4PK2)1  アンデルレヒト(ブリュッセル/ベルギー)/11:10 補助競技場
得点者/ベ:P・ベーレント(11分) ア:M・ストロイケン(37分)

第3トーナメント
[9位決定戦]
●東京都トレセン選抜 0-4 Jリーグ選抜/12:50 第二球技場
得点者/J:勇内山遥海(19分)、小松朝陽(56分)、生板隆之介(58分)、萩元雅樹(60+1分)

[11位決定戦]
●福島県選抜 1(3PK4)1  ジャカルタ選抜(インドネシア)/12:50 補助競技場
得点者/福:平野遥稀(60+1分)ジ:A・アタッラー(7分)

第4トーナメント
[13位決定戦]
●町田ゼルビア 1(6PK5)1  茨城県選抜/14:30 第二球技場
得点者/町:江原飛馬(22分) 茨:海老原世渚(39分)

[15位決定戦]
●三高FC(北京/中国) 1-5 東京ヴェルディ/14:30 補助競技場
得点者/三:シュ・ジュンミン(60+2分) 東:伊藤聡太(21分)、内田幹太(32分)、新鉄兵(41分)、新井海斗(46分)、中田有祐(60分)

第5トーナメント
[17位決定戦]
●東京都中体連選抜 0-2 宮城県選抜/9:30 第二球技場
得点者/宮:野木夢翔(7分)、渡邊幸汰(53分)

[19位決定戦]
●岩手県選抜 4-0 ニューサウスウェールズ選抜(オーストラリア)/9:30 補助競技場
得点者/岩:工藤春(7分)、作山寛都(45分)、月折隼斗(55分)、髙橋頼央(60+1分)

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