“ジーニアス”柿谷弾に「蹴った瞬間入ったと思った」超絶FK弾!! C大阪、ゴラッソ連発で長崎を一蹴!

2018年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コースもスピードも思い通り」

37分に直接FKでチームの2点目を決めた丸橋。今季決めた3点はすべてセットプレーからだ。写真:川本 学

 J1リーグは5月5日に13節の6試合を開催。ヤンマースタジアム長居では、セレッソ大阪対V・ファーレン長崎の一戦が行なわれ、C大阪が3対1で勝利を収めた。

 試合は立ち上がり、アウェーの長崎がアグレッシブな守備からC大阪を押し込むなど、一進一退の攻防を見せるが、"ジーニアス(天才)"の異名をとる桜の8番が華麗な一撃で流れを引き寄せる。

 30分、左サイドでボールを受けた柿谷曜一朗は、そのままドリブルを開始すると、対峙したDF高杉亮太との間合いを徐々に詰めながらペナルティエリア内へと進入。柔らかく細かいタッチで高杉を翻弄してかわすと、最後は相手GKの動きを読み切ってゴール右に流し込んだ。C大阪が柿谷のファンタスティックな今季4点目で先制する。

 これで勢いに乗ったC大阪は37分、柿谷がファウルを受けてFKを獲得。キッカー丸橋祐介の蹴ったボールは鮮やかな弧を描き、右ポストの内側を叩いてそのままゴールに吸い込まれた。GK徳重健太も必死のセービングで手を伸ばしたものの、ボールの勢いとコースの絶妙さからほぼノーチャンス。スタンドからも、大きなどよめきを誘う衝撃弾となった。

 セットプレーで今季3点目を決めた丸橋は、このゴールについて試合後、「コースもスピードも思い通り。蹴った瞬間入ったと思って。いいコースに行き過ぎたんでちょっと驚きました」と、振り返っている。

 2点をリードしたC大阪は後半、長崎の反撃を受け、54分には中村慶太に追撃の一発を許す。その後も長崎の攻勢は続いたものの、GKキム・ジンヒョンの好守などでこれを凌ぐと、86分には高木俊幸のお膳立てから水沼宏太が決定的な3点目をゲット。

 結局、3対1で勝利したC大阪が、前節までの2戦連続ドローから3試合ぶりの勝利を収めた。勝点を23に伸ばしたC大阪は、川崎をかわして4位に浮上。一方の長崎は3連敗で、同14にとどまっている。

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