広島が2戦連続無失点で盤石の首位キープ!城福浩監督が明かした好調の要因は?

2018年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

12試合でわずかに5失点!堅守が快進撃を支えている

城福監督は「この流れを誰が出ても継続できるようにしたい」と力を込めた。写真:田中研治

[J1リーグ12節]広島2-0清水/5月2日/Eスタ
 
 雨中決戦を制して首位をキープした広島の城福浩監督が、清水戦の勝利に手応えを語った。
 
 17分にパトリックのゴールで先制したホームチームは、56分に柏好文の鮮やかなミドルで追加点。清水の反撃を受けて何度かピンチを迎えたが、最後まで集中力を保って2試合連続でのクリーンシートを達成した。
 
 指揮官は「もらう動きが足りなかったので、もう少しボールを回したかったが、ちょっとへばったかなと思う」と改善点を述べながらも、「サイドチェンジがすごく効いた」と攻撃陣を評価。さらに、「危ないシーンがあるので全部良いとは言わないが、ギリギリのところで身体を寄せられているのは評価できる」と守備の出来を讃えた。
 
 連戦で選手には疲労の色も見えるが、それでも最後の局面で身体を張れているのが、広島が好調を維持している要因だろう。最終ラインや中盤だけでなく、前線のパトリックもしっかりとプレスバックしてチームに貢献している。
 
 広島は12節終了時点で、わずか5失点。「疲れているなかでみんなチームのやり方をしっかりできて勝点を取れている。この流れを誰が出ても継続できるようにしたい」と力を込めた城福監督に油断はない。早くも勝利数をふた桁に乗せたチームは、まだまだ勝点を伸ばしていきそうだ。
 
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