Jリーグで珍事!3人交代後に守護神が退場し、DFの奈良竜樹がGKとしてプレー

2018年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

GKチョン・ソンリョンがレッドカードで…

約20分間、GKとしてプレーした奈良。ゴールは許さなかったが、チームは0-2で敗れた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ12節]川崎0-2浦和/5月2日/等々力

 等々力陸上競技場で行なわれたJ1リーグ12節の川崎対浦和でハプニングが起きた。川崎のCB奈良竜樹が、急遽GKを任されたのだ。
 
 事件が起こったのは、川崎が2点のビハインドを背負って迎えた70分のこと。カウンターで抜け出した浦和のアンドリュー・ナバウトを、川崎のGKチョン・ソンリョンがペナルティエリアを飛び出してファウルで止める。このプレーでチョン・ソンリョンにレッドカードが提示されてしまう。この時、すでに3人の交代を終えていた川崎は、GKを投入することができず。DFの奈良竜樹がGKとしてプレーすることになったのだ。
 
 まさかのGKを任された奈良はその後、落ち着いたプレーを見せ、74分には長澤のシュートを好セーブ。80分にはグラウンダーのクロスをしっかりとキャッチしてゴールを許さなかった。しかし、試合はそのまま終了。奈良の奮闘も及ばず、川崎は0-2で敗れている。
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