４月28日と29日、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグの４節が各地で行なわれた。
 
　EASTでは首位を快走する鹿島ユースがアウェーでFC東京U-18と対戦。序盤から膠着した展開となるなか、試合が動いたのは後半だ。

　62分に佐々木翔悟のCKから有馬幸太郎が均衡を破る一撃を見舞い、先制点を奪取。その後は粘りのディフェンスで虎の子の１点を守り切った鹿島はリーグ唯一の開幕４連勝を飾った。
 
　そのほかで結果を残したのは高体連組だ。３位・流経大柏は２-０で富山一に快勝し、４位・市立船橋は柏U-18との千葉ダービーを２-１で制した。浦和ユースと０-０で引き分けた青森山田を含め、いずれも無敗で首位・鹿島を追走している。
 
　一方、WESTでは首位・神戸U-18が依然として好調をキープ。ホームでの米子北戦では、１-１で迎えた後半に攻撃陣が爆発する。この日２点目となる泉柊椰の勝ち越し点で火が付くと、迫力のあるアタックから船越大夢が２ゴール。終わってみれば、４-１の快勝で今節もきっちり勝点３を積み上げ、トップの座を守った。

　神戸を追走するライバルたちでは、名古屋U-18が東福岡に４-１、広島ユースは阪南大高に３-０で勝利を収めた。勝点２ポイント差を維持し、しっかりと神戸の後を追っている。

　５節は５月５日、６日に行なわれる予定。ゴールデンウィーク期間中に繰り広げられる、高校生年代最高峰の戦いに来週末も注目だ。

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