清水がホームで昨年8月以来13試合ぶりの白星!万感の鄭大世「これだけ長い間、勝てなかった責任を感じていた」

2018年04月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制点の背番号9は「チーム一丸」での勝利を強調

今季2試合目の先発出場を果たした鄭大世が、金子のCKに合わせて先制点を叩き込んだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ11節]清水2-1柏/4月28日/アイスタ
 
 キャプテンの竹内涼が吠え、鄭大世は万感の表情でピッチに倒れ込んだ。柏をIAIスタジアム日本平に迎えたJ1リーグ11節、清水が2-1で勝点3を掴んだ。
 
 清水は実に2017年8月以来、13試合ぶりとなるアイスタでの勝利。先制点を決めた鄭大世は、「ホームでこれだけ長い間、勝てなかった責任を感じていたので、チーム一丸となってみんなの力で最後まで走り抜いて勝点3を取れたのは本当に良かった。サポーターの皆さんのおかげです」と想いを語った。
 
 試合が動いたのは38分、金子翔太がCKからクロスを供給すると、ニアサイドに走り込んだ鄭大世が頭で合わせて先制点を叩き込む。清水はその後、40分に柏のクリスティアーノに同点弾を許したものの、直後の41分にカウンタ―から北川航也がGKとの1対1を制し、ゴール右隅へ決勝点を流し込んだ。
 
 勝点3を得た清水のヤン・ヨンソン監督は、「今日は両チームとも素晴らしい試合をしました。そのなかで勝てたのは本当に素晴らしい。連勝も嬉しいですが、ホームで勝利できたのが何より良かった」と会心の笑みを浮かべて勝利を喜んだ。
 
 この勝利で清水は勝点を15に伸ばし、柏を抜いて暫定8位に浮上。一方、敗れた柏は9位に後退している。
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