「きっとヒールな役が似合うとか言われるだろうけど…」イブラヒモビッチ、引退後はハリウッドスターに!?

2018年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

すでにセカンドキャリアの構想を?

他を圧倒する威圧的な空気感を放つイブラヒモビッチ。それだけに役者になったとしても、それなりの役が与えられそうだが……。 (C) Getty Images

 アメリカに渡ってからも我が道を進むズラタン・イブラヒモビッチ。サッカー界きっての切れ者は、すでにセカンドキャリアの構想も自身の頭の中にあるようだ。

 今年3月にマンチェスター・ユナイテッドからMLSのロサンゼルス・ギャラクシーに電撃移籍したイブラヒモビッチは、渡米後、連日のごとくメディアに登場し、流石の人気者っぷりを見せつけている。

 ピッチの内外で人気を博すイブラヒモビッチは、現地4月22日にアメリカのラジオ番組『The Dan Patrick Show』に出演し、引退後のプランを明かした。これまでも幾度となく周囲を探せてきた男の口からこぼれてきたのは、またも仰天の発言だった。

「俺はマット・デイモンやアーノルド・シュワルツェネッガーの助演というよりも、『ランボー』や『ボーン・アイデンティティー』みたいな映画の主演を張れると思う。俺の英語はイワン・ドラゴみたいな感じだから、きっと『ヒール(悪役)が似合う』なんて言われるだろうけど、実際はもっと良い役ができると思う。オファーがあればやってみてもいいかもな」
 イワン・ドラゴといえば、往年の名作「ロッキー4/炎の友情」で、ハリウッド俳優のドルフ・ラングレンが演じた冷徹なロシア人ボクサー。感情を表に出さないキャラクターとしてセリフもあまり多くなかったが、その威圧的な存在感でカルト的な人気を集めた。

 そんなドラゴよりも「良い役柄をこなせる」と俳優業に自信を覗かせるイブラヒモビッチ。というのも、すでに地元スウェーデンのテレビCMなどに出演するなど、演技に関しては一応の経験があり、自信の根拠はそこから来ているようだ。

 仰天のキャリア転身を語るイブラヒモビッチだが、ハリウッドスターへの憧れはさほどないようで、「別に彼らに会いたいとは思わない。ただ、彼らは俺に会いたいんじゃないか?(笑)」と、ここでも冗談交じりの"イブラ節"を炸裂させてもいる。

 引退後、俳優に転身したサッカー界のスターといえば、元マンチェスター・ユナイテッドのエリック・カントナや元ウェールズ代表のヴィニー・ジョーンズを思い出してしまうが、イブラヒモビッチも偉大な先達のようなセカンドキャリアを歩むのだろうか。

 その決断が下されるのはもう少し先だろうが、36歳の大型ストライカーの動向から目が離せない。
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