【Ｊ１リーグ９節】長崎１－０柏／４月22日／トラスタ
 
　Ｊ１リーグ９節の長崎対柏が22日、トランスコスモススタジアム長崎で行なわれ、長崎が１－０で勝利した。
 
　長崎は前半、柏にボールを支配されて押し込まれたが、身体を張った守備で耐え凌ぎ、無失点でハーフタイムを迎える。そうして迎えた後半立ち上がりの51分、セットプレーから待望の先制点を叩き込んだ。
 
　中村慶太が獲得したＦＫのチャンスでキッカーに立ったのは中原彰吾。このＭＦが高精度クロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ平松宗がフリーで合わせ、ゴールネットに突き刺した。平松はＪ１初ゴールだった。
 
　この先制点でリズムを掴んだ長崎は、前半同様に粘り強い守備で柏の攻撃を撥ね返し続ける。74分には前田悠佑と鈴木武蔵を同時投入して前線と中盤の運動量を確保し、丹念にセカンドボールを拾って無失点で試合を終わらせた。
 
　長崎はこの勝利でＪ１初の３連勝。勝点11とし、11位に浮上した。一方の柏はACLを含めた公式戦で３連敗と、チーム状態は下降線を辿っている。