現地時間４月20日、ヨルダンのアンマンで開催された女子アジアカップ決勝、日本vsオーストラリアの一戦は、１－０でなでしこジャパンに軍配が上がった。フィジカルと組織力で圧倒する敵の猛攻に晒されながらも耐え凌ぎ、84分に途中出場の横山久美が値千金のファインゴールを決め、２大会連続２回目のアジア制覇を手繰り寄せたのだ。
 
　今大会でなでしこの攻撃陣を牽引したのが、岩渕真奈＆長谷川唯の２枚看板だ。ともに非凡な技巧と局面打開力を誇り、劣勢にあっては労を惜しまず積極的に守備もこなした。表彰セレモニー後に揃って自身のツイッターを更新し、苦楽を共にした仲間たちとのレアショットを公開しながら、喜びの言葉を綴っている。
 
岩渕真奈
「アジアカップ
優勝しちゃいました
みんなのおかげ！応援してくれたみなさんのおかげ！応援ありがとうございました
ワールドカップまであと1年ちょい
それぞれの場所でレベルアップ
日本帰れるのうれしいな
またなでしこリーグで頑張ります！」
 
長谷川唯
「アジアチャンピオン
昨日は応援ありがとうございました
苦しい苦しい試合でしたが、なんとか1点取って勝てました！
色々な人の色々な想いがあっての優勝！
たくさんのサポートに感謝します！
決勝は大好きなありさんのヘアバンで闘いました
日本帰れるー！！！」

　両ツイッターのコメント欄には祝福のメッセージが相次ぎ、「みんな最高の笑顔ですね」「興奮と感動をありがとう！」「やっぱりなでしこはここぞで強い！」など、賛辞の声が後を絶たない。
 
　なでしこたちは束の間の休息を経て、ふたたびそれぞれのフィールドで研鑽を積む。岩渕はINAC神戸レオネッサの、長谷川は日テレ・ベレーザのエースとして、４月29日のなでしこリーグ再開戦に臨む！