「“サッカーパンチ”で不意を突いた」「マチルダが代償を支払った」豪メディアがなでしこの勝負強さを大絶賛!

2018年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

横山のゴールも絶賛される!

優勝決定の瞬間、なでしこ戦士たちはそれぞれの健闘を熱き抱擁で称え合った。 (C) Getty Images

[女子アジアカップ]日本 1-0 オーストラリア/4月20日/ヨルダン

 なでしこジャパンがアジア連覇を達成した。

 現地4月20日、ヨルダンで開催されている女子アジアカップは決勝で、日本がオーストラリアに1-0で勝利。見事に大会連覇を果たした。

 終始、オーストラリアの力強い攻めに苦戦を強いられた日本だったが、DF熊谷紗希や守護神の山下杏也加を中心に粘り強い守備で応戦。そして、試合終了間際の84分、日本は長谷川唯のパスを受けた途中出場の横山久美がドリブルで持ち込み右足を一閃。これが決勝点となった。

 辛抱強く戦い続け、接戦を制したなでしこジャパンの勝負強さには豪州メディアも賛辞を贈っている。
 
 英国のサッカー専門誌『Four Four Two』の豪州版はこの決戦の模様をリポート。「無駄なマチルダ(オーストラリア女子代表の愛称)が悲嘆のファイナル」と銘打ってなでしこジャパンの健闘を称えている。

「日本の"サッカーパンチ(SuckerとSoccerを掛けた言葉)"によって不意を突かれ、体力浪費の代償を払わされたマチルダは、アジアカップ決勝で敗北を味わった。84分のクミ・ヨコヤマが放ったシュートは素晴らしかったし、日本はタイトルを獲得するために背中合わせの接戦をよく制した。前半から多くのチャンスを生み出し、試合を支配しながら決めきれなかったマチルダは、そのツケを支払わされることとなった」

『Four Four Two』誌が褒めちぎったようにオーストラリアの分厚い攻めに晒されながらも、粘り強く戦い続け、最後の最後でタイトルを勝ち取ったなでしこジャパン。その勝負強さは来年6月にフランスで開催される女子ワールドカップでも発揮されるのか。彼女たちの躍動に期待したい。

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