【J1展望】浦和×札幌|恩師ミシャとの対決が大槻体制のラストマッチ!まさに"特別な試合"に選手たちは…

2018年04月20日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――西川は「特別な思いがある試合」と想いを語った

故障者/浦和=榎本、森脇、マウリシオ 札幌=河合、菊池、深井
出場停止/浦和=なし 札幌=なし

J1リーグ9節
浦和レッズ-北海道コンサドーレ札幌
4月21日(土)/16:00/埼玉スタジアム2002
 
浦和レッズ
今季成績(8節終了時):10位 勝点11 3勝2分3敗 10得点・10失点
 
【最新チーム事情】
●チームを立て直した大槻体制のラストゲームに。
●ウイングバックをこなす宇賀神の復帰は大きなプラス。
●西川は敵将ミシャへの想いを語る。
 
【担当記者の視点】
 大槻毅暫定監督の体制になってからリーグ戦3連勝を飾り、勝利数が敗戦数に追いついた。そして、オズワルド・オリヴェイラ氏の正式監督就任が発表され、大槻体制はこの札幌戦がラストゲーム。ここまで公式戦無敗とチームを立て直した指揮官を送り出したい。
 
 18日のルヴァンカップでは4バックを採用したが、これはウイングバックの人数不足に起因する面が大きく、リーグでは3バックに戻すことが濃厚だ。菊地に大きな負担が掛かっていたなか、宇賀神が戦列に復帰したのは好材料になる。
 
 札幌を率いるのは、昨年夏まで浦和を率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督だけに、注目を集めるカードだ。いわゆる"ミシャ式"を熟知する浦和の選手たちは、ミラーゲームが濃厚な試合に、連動性だけでなく個々の能力で上回ることが求められる。
 
 広島時代からペトロヴィッチ監督の指導を受けた西川は「特別な思いがある試合だし、サッカー人生でも大切にしたいことを学んだ」と、恩師に対する想いを語った。

次ページ札幌――駒井は契約の関係で出場できないが…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事