中島翔哉が急上昇! 本田圭佑が再浮上! 最新版「日本人フットボーラー推定市場価格」トップ50!

2018年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポルティモネンセの人気銘柄が圏外から4位に

1位の香川(右上)と2位の岡崎(左下)は変わらず。中島(右下)は驚異的なジャンプアップを見せ、本田(左上)もメキシコでの活躍で評価額を高めた。(C)Getty Images

 4月16日付けとなる、日本人フットボーラーの最新版「推定市場価格」ランキングをお届けしよう。
 
 ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督が解任され、西野朗新監督の下で新たなスタートを切る日本代表。ここ数年の招集メンバーがベースになるのは間違いないが、ベテラン選手の復帰や若手のサプライズ招集があっても不思議ではない情勢だ。候補者のマーケットバリューをチェックしておいて損はない。今回も、全世界のプロフットボーラーを対象に推定市場価格を算定しているドイツの移籍情報専門サイト『transfermarkt』のデータを基に、トップ50を見ていこう。
 
 もはや上位3選手は馴染みのトリオだ。怪我からの復帰が遅れている香川真司が唯一の1000万ユーロ超えで首位の座を維持し、岡崎慎司、吉田麻也のプレミアリーグ勢が続く。そしてトップ3の後ろに付けたのが、赤丸急上昇中の若武者だ。ほんの2か月前まで85万ユーロ(約1億1050万円)だった中島翔哉が550万ユーロ(約7億1500万円)まで数値を伸ばし、圏外から一気に4位に浮上したのである。

 
 それもそのはずだ。ポルティモネンセでの大車輪の活躍により、現在は国内のベンフィカやスポルティングのみならず、アトレティコ・マドリー、ドルトムントをはじめとするドイツ勢からの関心も伝えられ、すっかり人気銘柄となっている。3月のベルギー遠征・マリ戦でついにA代表デビューを飾り、初ゴールまで決めるおまけ付きで大いに存在を示した。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことだ。
 
 30代に入ると緩やかに市場価格は下降線を辿り、所属先が欧州外のクラブだとさらにその価値が下がるもの。だが、規格外のこの男にはまるで当てはまらなかった。本田圭佑だ。なんとずるずると下がっていた評価額をV字回復させ、再浮上を果たしたのである。2か月前に250万ユーロ(約3億2500万円)まで落ち込んでいたのが、4月10日の更新で400万ユーロ(約5億2000万円)にアップ。メキシコリーグでゴール&アシストを量産する31歳のカリスマが、堂々トップ10に返り咲いた。

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