「CLを獲れたらあとはなんでもいい!」シーズン40発の大台に乗せたサラーが本音をポロリ

2018年04月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

欧州ゴールデンシューはメッシとのマッチレースに!?

シーズン通算得点数を40の大台に乗せたサラー。チームメイトの献身に感謝するが、彼もまた10アシストを記録していることを忘れてはいけない。(C)Getty Images

 土曜日のプレミアリーグ33節、ボーンマス戦で技ありのヘディング弾を決め、リバプールの3-0快勝に貢献。エジプトの英雄モハメド・サラーはこれでリーグ戦の通算得点数を30とし、全コンペティションでの総得点を40の大台に乗せた。
 
 いまやマージ―サイドのみならず世界中のサッカーファンが注目する「時のひと」となったサラー。チームの最低ノルマであるチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権の確保は間違いなく、もはや関心はベスト4(ローマが相手)に勝ち進んでいるCLの結末と、自身のプレミア得点王&欧州ゴールデンシューの個人タイトル奪取に向けられている。
 
 左利きのマジシャンはシーズン最終盤に向け、英メディアの前でこう話した。
 
「本当に素晴らしい時間を過ごせている。毎週のように最高の気分を味わっているよ。いまはアンフィールド(本拠地)でゴールを決め、ファンに喜びをもたらすこと以上に嬉しいことはない。CLかゴールデンシューか? そんなのCLに決まってるじゃないか!(笑) 世界中のフットボーラーにとってCLを獲るのは格別なのであって、チャンスがあるならそのために全力を尽くす。それ以外のことなんてどうだっていいくらいだよ。疑いようがない!」

 
 やや興奮気味にまくし立てたが、ふと我に返り、「いやでも、ゴールデンシューももちろん大事だよ。僕だけじゃなくチームの名誉になることだからね」と話し、私見を述べた。
 
「最近の試合で感じるのは、チームのみんなが僕にゴールを取らせてやろうと意識してくれていることだ。本当に感謝しかない。同じことはハリー・ケイン(現在プレミアの得点ランク2位で25得点)のトッテナムにも、セルヒオ・アグエロ(同3位で21得点)にも言えるだろう。ただ、僕たちリバプールのチームプレーはご存知の通りだ。なにも心配はしていない。狙えるよ」
 
 残りが5試合となったプレミアの得点王はほぼ間違いない。焦点はゴールデンシューで、2位のリオネル・メッシ(バルセロナ)が29得点、3位のロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)、チーロ・インモービレ(ラツィオ)が27得点と続く。残り試合はリーガ・エスパニョーラとセリエAが6試合、ブンデスリーガが4試合となっており、こちらは最後までもつれそうな気配だ。

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