お家芸のパスワークで主導権を握ったメキシコ カメルーンをつけ入らせず白星発進!

2014年06月14日

攻守の連動性とテクニックでカメルーンを上回ったメキシコ。

【サッカーダイジェスト特派のポイントレビュー】
 
 雨の影響からスリッピーなピッチ状態で行なわれたゲームで、主導権を握ったのはメキシコだった。序盤から、攻守の連動性とテクニックでカメルーンを上回り、ドス・サントスを中心としたパスワークでじりじりと押し込みながらゲームを支配。後半も同様の展開で相手の体力を奪うと、61分には中央突破で崩し、最後はペラルタが値千金の決勝ゴールを奪った。
 
 カメルーンは球際で驚異の身体能力を発揮したが、崩しのアイデアに乏しく、攻撃はいずれも単発に終わった。チームとしての完成度は、メキシコが一枚も二枚も上手だった。
 
取材・文:大木 勇(週刊サッカーダイジェスト)
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