イニエスタ、去就はすでに決断済み 「ファンのサポートで考えが変わることはない」

2018年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサでプレーする姿を観られるのもあと僅か?

中国行きを決断したのだとしたら、カンプ・ノウでイニエスタの勇姿を観られるのは、36節のクラシコを含む残り3試合となるが……。(C)Getty Images


 心はすでに固まったようだ。それが揺らぐことはないという。

 シーズン後の去就が注目されているバルセロナのアンドレス・イニエスタは4月14日、今後について決断を下したことを示唆した。

 スペイン紙『Marca』によると、リーガ・エスパニョーラ32節のバレンシア戦で勝利を収めた試合後、イニエスタは「自分の今後についてどうするかは分かっている」と述べた。

「みんなのサポートは分かっているし、ずっとそうだった。ただ、それが僕の考えを変えることはない」
 
 先月、「選択肢はふたつだ。バルサに残るか、中国に行くか」と話していたイニエスタは、4月中に去就を決めるとも話していた。そして、その4月も半ばとなり、バルサのキャプテンは今後についての決意を固めたようだ。

 カタルーニャのメディアは先日、天津権健(中国)への移籍を報じている。さらに、ローマとの準々決勝に敗れた直後、イニエスタはそれがCLでのラストゲームになる可能性を否定しなかった。

 エルネスト・バルベルデ監督は「これらの試合が、イニエスタにとってのラストになるかどうかは知らない。ただ、彼のプレーを楽しむことができるのは特権だと感じている」と、明言を避けている。

 バルサの下部組織で育ち、2002年のトップチームデビューから16年に渡って黄金期を支えてきた。アスルグラナ(青とエンジ)のユニホームを纏い、キャプテンマークを巻いてプレーする姿を見られるのは、本当にあとわずかなのだろうか。イニエスタ本人からの発表が注目される。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事