岡山が上田康太の“恩返し”FK弾で大宮にドロー。大分の結果次第で首位陥落も…

2018年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

上田康太の直接FKで追いつきドローに持ち込む

大宮の菊地と岡山の仲間が競り合う。写真:田中研治

 J2リーグは4月14日、9節の3試合を開催。NACK5スタジアム大宮では、大宮アルディージャと首位・ファジアーノ岡山の一戦が行なわれた。

 試合は開始からホームの大宮が敵陣に押し込み、9分には横谷繁のシュートを嶋田慎太郎がコースを変えると、これに反応した大前元紀がゴールに押し込んだ。大宮が先制する。


 その後は、ブロックを形成して守る大宮が押し込まれる展開となるが、堅実な守備で岡山の攻撃を跳ね返していく。前半は大宮の1点リードで折り返す。

 後半に入ると、岡山はセットプレーに活路を見出す。54分には敵陣のペナルティエリア手前でFKを獲得。これを古巣の大宮との対戦となった上田康太が直接左足で叩き込み、ゴールネットを揺らす。上田の"恩返し"弾で岡山が同点に追いつく。

 1対1となった試合は、その後ともにチャンスを作るも決め手を欠き、同点のままタイムアップ。結局、ともに勝点1を掴む結果となった。

 首位の岡山は勝点を20に伸ばしたが、2位の大分が15日の横浜FC戦に勝利すれば、2位に後退することになる。一方の大宮は連敗を2で止め、勝点を8としている。

【大宮1-1岡山 PHOTO】上田康太の直接FK弾で追いついた岡山がドローに持ち込む
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