J3、JFLを経験した苦労人が、王者・川崎を下すJ1初ゴール!C大阪を3連勝に導き「本当に良かった」

2018年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

15年には当時J3の山口で19ゴール。その後、C大阪に移籍するも…

得意のシュートではなく、豪快なヘッドで逆転弾を突き刺した。(C)SOCCER DIGEST

 川崎戦の殊勲者は好調セレッソを支える苦労人アタッカーだ。
 
 J1リーグ7節で川崎とのアウェーゲームに臨んだC大阪は2-1で逆転勝利を収め、今季初のリーグ戦3連勝を達成した。
 
 序盤から川崎のパスワークに翻弄され、早い時間帯に先制を許したC大阪。劣勢のなかで31分に丸橋祐介の直接FKで同点に追いつくと、その直後に福満隆貴がチームに歓喜の瞬間をもたらした。
 
 36分、田中亜土夢の左CKがクリアされたが、こぼれ球に反応した福満が強烈なヘッドを叩き込んだ。
 
 この逆転弾が福満にとって嬉しいJ1初ゴール。得点を決めた後は、仲間たちと喜びを分かち合った。
 福満は14年までJFLのヴェルスパ大分でプレー。15年からの2年間は山口でJ2とJ3を経験するなど、地道にキャリアを積み重ねてきた苦労人だ。4年前までは4部相当でプレーしていた17番にとって、川崎戦の活躍は何よりも嬉しかったに違いない。
 
 試合後、福満は「本当に試合に出た以上は結果を出さないといけないと思っていたので、結果が出て良かった」と冷静に得点シーンを回想した。しかし、J1初ゴールについて聞かれると笑顔が弾け、「想い切って飛び込んでみようと思ったので、入って良かった。ずっとJ1初ゴールを狙っていたので、なおかつ決勝ゴールだったので本当に良かった」と明るい表情を見せた。
 
「もっと点に絡みたいし、運動量の部分でもっとアピールをして、試合に出続けたい」と次節以降の活躍を誓った福満。桜軍団にまたひとり頼もしいアタッカーが台頭した。

【川崎 1-2 C大阪 PHOTO】C大阪が逆転勝利でリーグ3連勝!

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