グリエーズマン、バルセロナ移籍内定報道を否定 「どこからそういう情報が出てくるのか…」

2018年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

W杯までには去就を決めたいとも。

バルサへの移籍内定報道をきっぱりと否定したグリエーズマン。W杯が始まるまでには去就を決めたいと語るが……。(C)Getty Images

 バルセロナ移籍ですでに合意に達しているとの報道が後を絶たない。だが、アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリエーズマンは、母国のメディアを通じてこれを否定した。

 昨年夏、マンチェスター・ユナイテッド移籍に迫りながら、アトレティコに実質的な補強禁止処分が科されたのを受け、残留を決めたグリエーズマン。だが今シーズンは、シーズンを通じてバルサ移籍が取り沙汰されてきた。先月も夫人がバルサで家探しを始めたとのニュースが出回っている。

 だが、スペイン紙『Marca』によると、グリエーズマンはフランスのTV局『TF1』の取材に対し、「どこからそういう情報が出てくるのか分からないけど、僕はなにも知らないし、現時点ではなにもない。出まかせだよ」と、移籍が内定しているとの報道は事実でないと強調した。

 とはいえ、グリエーズマンはワールドカップまでに去就をはっきりさせたいと話しているだけに、それまでバルサ行きに関する騒ぎが収まることはないだろう。もっとも本人は、アトレティコでの今シーズンの残りの戦いに集中しているはずだが。

 現地時間4月8日のリーガ・エスパニョーラでも、1-1のドローに終わったレアル・マドリーとのダービーで、グリエーズマンは同点弾を挙げて勝点1の獲得に貢献している。

 
 そのグリエーズマンにゴールを許したものの、それ以外の多くのピンチを阻んだマドリーのGKケイラー・ナバスもまた、去就が注目されているひとりだ。

 だがナバスも、『beIN Sport』のインタビューにおいて、「出ていくかって? そうだね。僕は出ていく。でもそれは、家に向かって(スタジアムを)出るという意味さ」と、移籍を考えていないことを強調した。

「僕は落ち着いている。マドリーとの契約はあと2年あるんだ。それをまっとうしたいと思っているよ」

 8日のダービーで多くの見せ場を作ったグリエーズマンとナバス、彼らは今シーズン終了後、いったいどのような決断を下すのだろうか。
 

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