[Ｊ１リーグ６節]長崎２－５FC東京／４月８日／トラスタ

　まさに絶好調だ。アウェーに乗り込んだ６節の長崎戦で、FC東京のディエゴ・オリヴェイラがハットトリックをマークした。首都クラブの新エースは、これでリーグ戦３試合連続ゴール。計５得点を決める活躍を見せている。
 
　長崎戦後には、「点を決めたのも嬉しいが、難しい試合に勝てたのが嬉しい」と勝点３の獲得を喜び、好調の要因を次のように明かした。
 
「非常に厳しく良い練習ができている。それが良い試合につながっているので、これを続けていきたい」
 
　今季から新たに長谷川健太監督を迎えたFC東京は、３節まで１分２敗と苦しみながらも、今季初勝利を飾った４節の湘南戦からリーグ戦３連勝。精力的なプレスをはじめとする守備戦術の浸透や攻撃陣のコンビネーション改善が進み、チーム状態は上昇カーブを描いている。そうした好調は、Ｄ・オリヴェイラが言う通り、質の高いトレーニングを詰めているからだろう。
 
　次の試合は中２日で迎える７節の鹿島戦。チームを牽引するブラジリアンストライカーは、「相手が鹿島ということで厳しい試合になると思うが、今我々には流れがあると思うので、ホームゲームで勝点３を狙いに行きたい」と力強く語った。