浦和が強化体制を刷新!中村修三氏が8年ぶりに復帰しGMに就任

2018年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あらたな可能性にトライする必要性」(淵田敬三社長)から強化部門を再編へ

J1リーグ5節終了時点で未勝利の浦和が、強化体制にもメスを入れた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の浦和が6日、強化体制を変更すると発表した。山道守彦取締役が本部長(強化担当)を離れ、中村修三氏が7日付けで新設されるゼネラルマネジャー職に就く。また、新たに立花洋一副社長が強化部門を所掌する。
 
 中村氏はかつて浦和の強化部長やGMなどを歴任し、クラブ初タイトルとなる03年のナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)や06年のリーグ優勝、07年のACL制覇に導いた人物。10年からは日本協会で女子部部長や代表チーム部担当部長などを務め、11年にはなでしこジャパンのワールドカップ制覇にも貢献している。浦和への復帰は、実に8年ぶりだ。
 
 浦和の淵田敬三社長は今回の人事について、クラブ公式HPで以下のようにコメントしている。
 
「山道本部長には、2011年にチームが残留争いをする苦しい時期に強化部長に戻ってもらい、チームの残留に貢献していただきました。2012年にはミシャ監督を招聘したほか、予算に見合った的確な補強で、毎シーズン優勝争いをするチーム作りに従事してくださいました。また13年ぶりとなるルヴァンカップ優勝、2度目のアジア制覇を実現するとともに、クラブ経営の安定化に多大なる貢献があったと考えています。
 
 しかしながら、ここからさらにチームを強くしていくためには、あらたな可能性にトライする必要性も感じております。立花副社長に強化部門全体を所掌していただくとともに新設するゼネラルマネジャーには、浦和レッズを知り、なでしこジャパンを世界1に導くサポートをするなど経験豊富な中村修三氏に就任いただくこととしました」
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