【J1展望】磐田×清水|白熱の“静岡ダービー"。磐田は主力離脱のピンチをどう乗り切る?

2018年04月06日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――”勝点3以上”の価値ある勝利に挑む

故障者/磐田=アダイウトン、大南、ムサエフ 清水=六平、鎌田
出場停止/磐田=なし 清水=なし

J1リーグ6節
ジュビロ磐田 清水エスパルス
4月7日(土)/1500/エコパスタジアム
 
ジュビロ磐田
今季成績(5節終了時):10位 勝点7 2勝1分2敗 4得点・5失点
 
【最新チーム事情】
●前節の浦和戦では、川又が待望の今季初ゴールを含む2得点。大卒ルーキーの中野が途中出場でリーグ戦デビュー。
●3月27日のモロッコ戦で負傷したムサエフが右ひざ前十字靱帯断裂などで、6か月の長期離脱となった。
●4月4日のルヴァンカップ甲府戦では、荒木がプロ初ゴールを含む2得点。山本も今季初ゴールと、怪我から復帰した2選手が活躍。
●中村が先発復帰の見込み。
 
【担当記者の視点】
 前節の浦和戦、4日のルヴァンカップ甲府戦と2試合連続で逆転勝利。15連戦は好スタートを切った。
 
 アダイウトンに続きムサエフが長期離脱となったのは痛いが、名波監督は甲府戦の前に「この試練に一丸となって抗っていこう」と選手たちを鼓舞。連勝で勢いがつき、加えて主力離脱のピンチに「我々の最大の強み」と監督が話す結束力をさらに高めた状況で、好調・清水との"静岡ダービー"を迎える。
 
「(ゴールの)こじあけ合いになる」と名波監督が語るなか、ここ2戦で見せている人数をかけた厚い攻めで清水を砕けるか。「桜に例えるならまだ3分咲き。ダービーに勝って満開にしたい」と指揮官。ルヴァンカップでの敗戦のリベンジ、そして勝利すればリーグ戦の順位逆転をモチベーションに、勝点3以上の価値ある勝利に挑む。

次ページ清水――ゲームプランは普段通り

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事