南野が今季10ゴール目となる貴重なゴールをゲット! 敗戦のザルツブルクに光明

2018年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中出場からわずか1分後に魅せる!

値千金の同点弾を決めて笑顔を浮かべた南野。 (C) Getty Images

 劣勢に立たされた新興チームに光明をもたらす一撃を放ったのはサムライ戦士だった。
 
 現地時間4月5日、ヨーロッパリーグの準々決勝第1レグが行なわれ、日本代表FW南野拓実を擁するザルツブルクは、敵地でイタリアの強豪ラツィオと対戦した。
 
 試合は立ち上がりからラツィオのペースで進行。8分にセナド・ルリッチのゴールで先制に成功したホームチームは、1-1とされて迎えた49分にマルコ・パローロの一発で勝ち越していた。
 

 
 決定機を決めきれなかったザルツブルクが劣勢に立たされるなか、70分にノルウェー代表FWのフレドリク・グルブランドセンに代わってピッチに送り出された南野は、そのわずか1分後に期待に応えてみせる。
 
 バイタルエリアで味方からの楔のパスをイスラエル代表FWのムナス・ダブールへと繋いだ南野は即座にペナルティーエリア内に侵入。そしてリターンパスに反応して右足で冷静にGKの脇を撃ち抜いた。
 
 卓越したシュートセンスと冷静さを見せつけた南野は、これが今シーズンの公式戦では10ゴール目となった。
 
 しかし、ザルツブルクは、74分にフェリペ・アンデルソンにゴールを許して再びリードされると、その2分後にもチーロ・インモビーレに鮮やかな一発をお見舞いされ、結局、2-4と敗れた。
 
 4失点を喫して敗れたものの、2つのアウェーゴールを奪ったザルツブルク。南野が挙げた貴重なゴールは、チームのベスト4進出の手助けとなるのか。運命の第2レグは、4月12日に場所を入れ替えて行なわれる。
 
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