名波監督も本格復調に期待を寄せていた磐田ボランチが代表戦で負傷離脱… 復帰まで半年

2018年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボランチは田口&上原のコンビがファーストチョイスではあるものの…

磐田のウズベキスタン代表MFムサエフが右膝の負傷で長期離脱となってしまった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 ジュビロ磐田は4月3日、ウズベキスタン代表MFのムサエフが3月27日に行なわれた国際Aマッチのモロッコ代表戦で負傷し、右膝前十字じん帯損傷および外側半月板損傷と診断されたことを発表した。トレーニング合流まで手術後6か月程度を要するという。


 昨季は31試合・4得点の結果を残し、攻守の屋台骨を担っていたムサエフだが、今季は開幕から今ひとつ調子が上がらず、途中交代が続いた。だがベンチスタートとなった3節のFC東京戦では、途中出場から今季初ゴールを挙げ、名波監督も「個人の苦しみをゴールに変えてくれて良かった。そういう選手が点を獲るのはムードが良くなる。また継続してほしい」などと話し、本格復調に期待を寄せていた。
 
 磐田は3月18日にも調子を上げていたブラジル人アタッカーのアダイウトンが右膝を負傷し、やはり6か月の長期離脱。助っ人ふたりが相次いで戦列を離れることとなってしまった。ボランチ陣は、今季名古屋から加入した田口泰士と4年目の上原力也がスムーズな連係を見せ、ファーストチョイスとなっているが、ウズベキスタン代表MFの離脱によって手薄となった感は否めない。
 
 リーグ戦ではここ3試合負けなしと、順位も10位まで上げてきた磐田。果たして、名波監督のもと、この難局をどう乗り切るだろうか。
 
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