「友はどこへ消えたのか?」ベンフィカのマスコットがイベント中に逃亡!

2018年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

まさかのアクシデントにメディアも驚き。

ベンフィカの象徴でもあるヴィトーリア。そんなマスコットの行方が大きな話題をさらった。 (C) Getty Images

 まさかの事態にメディアも驚きを隠せなかった。
 
 事件が起こったのは、現地時間3月31日に行なわれたポルトガル・リーグ28節のベンフィカ対ギマラエスの試合前。なんとベンフィカの"マスコット"がスタジアムから逃げ出したのだ。
 
 逃げ出したのは鷲の「ヴィトーリア(勝利の意味)」。この鷲をマスコットにしているベンフィカは、ホームゲームでは、毎試合前にスタジアム内を飛行させるパフォーマンスを披露している。
 
 ギマラエス戦でも、クラブはこの恒例イベントを行なったのだが、鷹匠の腕から飛び立ったヴィトーリアは、あろうことかスタジアムの外へ逃亡し、そのまま帰ってこなかったのだ。その模様は現地にいたファンによって動画で収められ、SNSで拡散されて話題となった。

 
 このアクシデントにスペイン紙『AS』は、「友はどこへ消えたのだろう。この日、ベンフィカのマスコットは普段とは異なる計画を持ち、そしてその任務を遂行し、行方不明となった」と驚きを持って伝えた。
 
 一体、愛すべきマスコットはどこへ行ったのか……。気になるその動向を翌4月1日にクラブがインスタグラムで発表した。そこにはヴィトーリアの写真とともに「誰が戻ってきたと思う?」という一文が綴られていた。
 
 これに歓喜したのはベンフィカのファンたちだ。投稿には、「いるべき所に帰って来てくれた」、「どこまで行ったんだい? いずれにしろおかえり、友よ」など、安堵のコメントが数多く寄せられた。
 
 ちなみにギマラエス戦を2-0で勝利したベンフィカは、ポルトガル・リーグで首位に立っているが、2位ポルトとの勝点差は「1」と詰まっており、前人未到の5連覇へ熾烈な争いが続いている。はたして、リフレッシュをしてきた(?)ヴィトーリアは、文字通り"勝利"をクラブに呼び込めるだろうか。
 
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