土曜日のプレミアリーグ32節、マンチェスター・ユナイテッドvsスウォンジー・シティの一戦は、ホームチームの２－０勝利に終わった。そのゲームの開始５分、貴重な先制点を奪ったのがベルギー代表FWのロメル・ルカクだ。アレクシス・サンチェスのパスを中央で受け、左足のパワフルショットでゴールを射抜いた。
 
　この一撃が、ルカクにとってプレミア通算100点目となった。216試合での達成は史上12番目の速さで、24歳322日は史上５番目の若さ。外国籍選手としては最年少での大台到達だ。

 
　歴代で28番目の達成者となったルカクを称えたのが、プレミアの公式ツイッターである。「ロメル・ルカクが『プレミア・100得点クラブ』の偉大なる系譜にその名を加えた」との一文を添え、過去の全スコアラーを一挙に紹介するスペシャルムービーを掲載した。プレミアでの通算ゴール数順に、次から次へと登場するレジェンドたち。トップ28は以下の通りだ（カッコ内は通算得点数）。

 

１位：アラン・シアラー（260得点）
２位：ウェイン・ルーニー（208得点）
３位：アンディ・コール（187得点）
４位：フランク・ランパード（177得点）
５位：ティエリ・アンリ（175得点）
６位：ロビー・ファウラー（163得点）
７位：ジャーメイン・デフォー（161得点）
８位：マイケル・オーウェン（150得点）
９位：レス・ファーディナンド（149得点）
10位：テディ・シェリンガム（146得点）
11位：ロビン・ファン・ペルシー（144得点）
12位：セルヒオ・アグエロ（143得点）
13位：ジミー・フロイド・ハッセルバインク（127得点）
14位：ロビー・キーン（126得点）
15位：ニコラ・アネルカ（125得点）
16位：ドワイト・ヨーク（123得点）
17位：スティーブン・ジェラード（120得点）
18位：イアン・ライト（113得点）
19位：ディオン・ダブリン（111得点）
20位：エミール・ヘスキー（110得点）
21位：ライアン・ギグス（109得点）
22位：ポール・スコールズ（107得点）
23位：ダレン・ベント（106得点）
23位：ピーター・クラウチ（106得点）
25位：ディディエ・ドログバ（104得点）
26位：ハリー・ケイン（102得点）
27位：マシュー・ル・ティシエ（100得点）
27位：ロメル・ルカク（100得点）
 
　このなんとも贅沢な動画を観たファンからは、「豪華すぎる！」「すごく得した気分だ」「いずれケインがトップに立つだろう」「意外な選手がいたね」「ウェイン（ルーニー）に頑張ってほしい！」など、思い思いのメッセージが寄せられた。
 
　100得点達成者で現役選手、かつ現在プレミアでプレーしているのはルーニー、アグエロ、クラウチ、ケイン、そしてルカクの５選手のみ。はたして彼らはシアラーの金字塔にどこまで迫れるのか──。