川又堅碁の2ゴールで磐田が逆転勝利!敗れた浦和は5戦未勝利で17位に…

2018年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

相手の隙を見逃さない嗅覚を発揮

磐田のエース川又が、今季初ゴールを含む2ゴールでチームを勝利に導いた。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ5節]磐田2-1浦和/4月1日/エコパ

 J1リーグ5節の磐田対浦和が1日、エコパスタジアムで行なわれ、2-1で磐田が勝利した。
 
 立ち上がりは浦和がペースを握った。中盤でスムーズにボールをつなぎつつ、武富孝介の果敢な飛び出しで揺さぶりをかけてチャンスを作る。7分には、その武富が左サイド深くに侵入してクロスを供給すると、相手DFの手に当たってPKを獲得。これを興梠慎三が冷静に決めて浦和が先制に成功した。興梠は今季初ゴールだった。
 
 対する磐田は徐々に田口泰士がボールに絡むようになり、攻撃にリズムが生まれる。40分にはダイレクトのラストパスをゴール前の上原力也に通してチャンスにつなげた。これは西川の好セーブに阻まれてゴールにはならなかったが、迎えた前半終了間際の45分。攻撃参加した高橋祥平が櫻内渚のクロスをヘディングでつなぎ、ゴール前の川又が1トラップから左足のアウトサイドでゴールに突き刺した。
 
 開幕5試合目にして今季初ゴールを挙げた川又は、一発が出て心の余裕が生まれたのか、後半に入ってもキレのある動きを披露する。81分に相手のミスを突いてひとりでゴール前まで持ち込み、またも得意の左足で決勝点をねじ込んだ。
 
 試合はそのまま2-1で終了。磐田が今季2勝目を挙げ、横浜と並ぶ10位タイに浮上した。一方の浦和は開幕5試合で白星なし(2分3敗)の17位。最下位こそ免れているものの、この試合でも終盤に全体が間延びして攻守ともに機能不全に陥るなど、パフォーマンスも一向に上がってこない。この苦境を打開するために、何らかの手を打ちたいところだ。

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