【J1採点&寸評】FC東京3-2G大阪|2アシストの小川、決勝弾のD・オリヴェイラ。MOMに輝いたのはどっち?

2018年03月31日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京――輝いた“左足”。小川はFKとクロスで2アシスト!

【警告】FC東京=なし G大阪=ファビオ(32分)
【退場】FC東京=なし G大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)

[J1リーグ5節]FC東京3-G大阪/3月31日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
2-0としながら、一旦は追いつかれてしまったのは大きな反省点。それでもD・オリヴェイラの決勝ゴールで再び突き放した点はプラス評価だ。良いところも悪いところも出た試合だろう。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
40分に井出のシュートを左手でパンチング。PKでの失点は致し方なしで、全体に悪くないパフォーマンスだった。
 
DF
3 森重真人
12分に小川のFKに上手く頭で合わせてチームの2点目を奪ったプレーはさすが。後半もそれなりに安定しており、代表活動での疲れをあまり感じさせなかった。
 
 
25 小川諒也 7
森重のゴールをお膳立てした12分のFKはスピード、精度とも完璧。59分にファン・ウィジョに競り負けてゴールを奪われても、64分にD・オリヴェイラの決勝弾をアシストと"左足"が輝いた。
 
29 岡崎 慎 6
ドリブルなのかパスなのか中途半端だった11分の攻め上がりは減点対象。ただ、本職の守備は試合を重ねるごとに安定している印象だ。
 
48 チャン・ヒョンス 6
持ち前のフィジカルを活かしたマンマークで長沢らを抑え込んだ。2失点は褒められないものの、個の勝負では強さが際立った。
 
MF
8 髙萩洋次郎 5(81分OUT)
前半のアディショナルタイムに井出へのファウルからPKを献上したのはいただけない。あれで試合展開を難しくしてしまった。
 
18 橋本拳人 5.5
自慢のハードワークでピッチの広範囲をカバー。ただ、自らドリブルで持ち上がった75分のシーンはミドルを打ってもよかったのでは?
 
38 東 慶悟 6.5
GKが弾いたボールを左足でダイレクトシュート。開始直後の先制弾は美しく、インパクトも大きかった。守備面では相変わらずタフな仕事ぶり。
 
39 大森晃太郎 6
派手さに欠けるものの、地味に攻守で良い仕事をしていた。チーム全体を引き締めるうえで、このMFの存在意義は大きい。

【FC東京3-2G大阪 PHOTO】激しい点の取り合い制し、長谷川監督が古巣を撃破!

次ページFC東京──ゴールラインでクリア。富樫のファインプレーは見逃せない

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事