【ブンデス展望】バイエルン×ドルトムント|伝統の「デア・クラシカー」で王者の6連覇は決まるか!?

2018年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

前節はライプツィヒに予想外の敗北を喫したが…

故障者/バイエルン=ノイアー(GK)、ベルナト(DF)、ビダル(MF)、コマン(FW) ドルトムント=トプラク(DF)、ザガドゥ(DF)、ドゥルム(DF)、ゲレイロ(DF)、ロデ(MF)、香川(MF)、ヤルモレンコ(FW)、ロイス(FW)
出場停止/バイエルン=なし ドルトムント=なし

ブンデスリーガ第28節
バイエルン - ドルトムント
3月31日(土)18:30キックオフ(現地時間)/アリアンツ・アレーナ(バイエルン)

 
バイエルン
前節までの成績:1位 勝点66 21勝3分け3敗 66得点・20失点
ドルトムント
前節までの成績:3位 勝点48 13勝9分け5敗 54得点・33失点
 
[注目ポイント]
●リーガでの対戦成績はバイエルンが44勝29分け24敗と大きくリード。今回は?
●怪我人の多く守備に不安のドルトムントは、どれだけ無失点を保てるか?
●レバンドフスキは「デア・クラシカー」での得点数で歴代2位に浮上できるか?

 同日の15時30分に開始となるシャルケ対フライブルク戦で、シャルケが引き分け以下の結果に終わった場合、バイエルンはドルトムントを下すと、ブンデスリーガ史上初の6連覇を果たすこととなる。
 
 ホームで迎える伝統の「デア・クラシカー」。リーガでは過去、44勝29分け24敗(公式戦では55勝34分け30敗)と大きく勝ち越しているが、今回もチーム状況を考えれば、バイエルンが有利と言えるだろう。前節はRBライプツィヒに予想外の敗北を喫したものの、今節に向けては各選手、気合十分である。
 
 ドルトムントは怪我人が多く、香川真司も足首を痛めた22節のハンブルク戦以降、戦線を離脱しており、この大一番でもメンバー外。また、CBも人材不足となっている。
 
 その最終ラインが、どこまでバイエルンの攻撃に対して持ちこたえられるかが、試合の行方を左右するかもしれない。前半の早くに失点すれば、点を奪わなければならなくなって元々不安のある守備を手薄にする悪循環に陥り、大量失点もあり得る。
 
 バイエルンは焦る必要は全くなく、じっくり相手の押し込みながら、守備の隙を窺い続け、圧倒的なこの力と組織力で襲い掛かることになる。サブにもハメスら違いを見せられるタレントが控えており、どのようにも攻めることができるだろう。
 
 現在、リーガでのこの対決では歴代3位となる8ゴールを挙げているレバンドフスキは、ゴールを挙げて2位に浮上することができるか。そうなった場合、バイエルンの勝利の可能性は大きく上昇するに違いない。

 なお、予想フォーメーションに入っているバイエルンのビダルは、大腿部を打撲したことがハインケス監督から発表され、代わりにチアゴの出場が予想される。

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