高体連、Jユースの強豪が集まる船橋招待が開幕!市立船橋が2連勝で終えるも東福岡は…

2018年03月30日 高校サッカーダイジェスト編集部

市立船橋が開幕戦でJデビュー済みの荻野を擁する名古屋U-18を撃破!

岡井の左足が炸裂!圧巻のファインショットでチームに先制点をもたらした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 全国各地から2種年代の強豪チームが参戦する第23回U-18船橋招待が30日に開幕し、予選リーグの15試合(25分ハーフ)が行なわれた。
 
 集まったのは全15チーム。31日まで4試合の予選を戦い、最終日となる4月1日に、決勝リーグと順位別リーグが実施される。

 今年はホスト校である市立船橋をはじめ、選手権覇者の前橋育英や東福岡、地元・千葉U-18などが参加。そのなかで、注目を集めた初日のカードは、市立船橋と名古屋U-18のプレミアリーグ勢対決だ。

 市立船橋は井上伶を高校選抜の欧州遠征で欠くも、プロ注目GK田中悠也やDF岡井駿典などが先発出場。対する名古屋は菅原由勢、成瀬竣平、藤井陽也のトップチームデビュー組が欠場したが、ルヴァンカップでJの舞台を経験した荻野滉大などがスタメンに名を連ねた。
 
 激戦が予想されたオープニングマッチで先手を取ったのは市立船橋だ。前半9分に左サイドを駆け上がった岡井が角度のないところから、思い切って左足を振り抜く。ほとんどシュートコースはなかったが、逆サイドネットに突き刺さり、主将のファインショットで市立船橋が先制する。一方の名古屋も反撃し、17分に兵藤健斗が華麗なターンから左足でネットを揺らして同点に追いつく。
 
 そして、最大のハイライトとなったのは後半だ。ホームの名門校はハーフタイムを終えると、攻撃陣が底力を発揮。開始早々の後半2分に松尾勇佑のゴールで勝ち越すと、1点を返された後に3得点を追加した。

 終わってみれば5-2の圧勝。市立船橋は午後のゲームでも広島皆実を2-0で下し、初日を2連勝で終えている。
 
 そのほかでは東京Vユースや今冬の選手権ベスト4・矢板中央が2連勝。一方で東福岡は2連敗を喫した。
 
 2日目となる31日は前橋育英vs東福岡、市立船橋vs東福岡など全15試合が、船橋市法典公園と高瀬下水処理場上部運動広場の2会場で行なわれる予定だ。

1日目の結果
市立船橋 5-2 名古屋U-18
仙台ユース 0-2 徳島ユース
千葉U-18 0-1 京都橘
桐光学園 1-1 広島皆実
矢板中央 2-1 東福岡
帝京長岡 2-0 徳島ユース
千葉U-18 2-2 前橋育英
桐光学園 0-1 名古屋U-18
静岡学園 4-2 東福岡
仙台ユース 0-2 東京Vユース
國學院久我山 1-0 京都橘
市立船橋 2-0 広島皆実
矢板中央 1-0 静岡学園
東京Vユース 4-3 帝京長岡
前橋育英 1-1 國學院久我山
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