ホンマかいな⁉ C大阪の柿谷曜一朗が電撃移籍!"新エース”の獲得も発表

2018年04月01日 サッカーダイジェスト編集部

類稀なテクニックと天才的な閃きを新天地でも発揮できるか

柿谷(左)と金子(右)。新天地!?のユニホームを見事に着こなしている。(C)OSAKA F.C.

 セレッソ大阪に激震が走った。
 
 4月1日に柿谷曜一朗のレンタル移籍を発表したのだ。移籍先は、なんとB.LEAGUEの大阪エヴェッサ。C大阪と同じく舞洲を拠点とする、プロバスケットボールチームである。
 
 柿谷は、C大阪伝統の「8番」を背負う"クラブの顔"だった。驚きの決断を下したFWは、公式HPを通じて、以下のようにコメントしている。
 
「このたび大阪エヴェッサ(B.LEAGUE)に移籍することになりました。競技は全く変わりますが手と足でしたら、足でボールを扱う方が難しいと思いますのでボールの扱いには自信を持っています。俺に手を使わせたら……。即戦力として活躍できるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」
 
 類稀なテクニックと天才的な閃きでC大阪の攻撃を牽引してきた柿谷。バスケットボールでも、その卓越したボールタッチで観客を魅了できるか。
 
 一方で、クラブは柿谷に代わる新戦力の獲得も発表している。

 新たに"桜軍団"に加わるのは、オリックス・バファローズのエース金子千尋。2014年に沢村賞、パリーグMVP、ゴールデンクラブ賞などを受賞したプロ野球界きっての名投手だ。新たにC大阪の攻撃の軸を担う。
 
 "新エース"はC大阪のHPで以下のように意気込んでいる。
 
「念願だったセレッソ大阪への加入が決まり今は嬉しい気持ちでいっぱいです。野球で培った技術や経験を生かして、チームの勝利に貢献していきたいと思います。自分の一番の武器は、やはりゴールキーパーのタイミングを外す変化球になるのではないかとイメージしています。

 ともかく、しっかりと足を振ってキレのあるストレートと変化球をゴールの四隅に蹴りこめば、自ずと結果はついてくると信じています。競技は変わりますが、プレーを通じて地元大阪の街を元気にしたいという気持ちこれまでと同じです。野球ファン、サッカーファンに限らず、より多くの大阪の皆さんに応援していただけるよう頑張ります!」
 
 とはいえ、いずれもレンタル期間は「2018年4月1日23時59分まで」。つまり1日限りの期限付きだ。なにを隠そう今回の移籍は、舞洲プロジェクトによるエイプリルフール企画。ふたりのユニホーム写真やコメントはまさに秀逸で、大きな話題を呼びそうだ。
 
■舞洲プロジェクトとは
 大阪市と大阪エヴェッサ、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪が、舞洲を中心に新たなスポーツ振興事業を実施するために取りまとめた事業アイデア。3つのプロスポーツチームとともに、平成29年春から、民間企業と連携してスポーツの振興、スポーツ産業の発展、エリアの活性化を目的に取り組んでいる。
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