日本、仮想ポーランドのウクライナ相手に1-2敗戦… 終盤投入の中島が再び躍動

2018年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

いったんは追いつくも後半に突き放される。

キャプテンの長谷部はボランチで先発。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 キリンチャレンジカップin EUROPEの日本代表対ウクライナ代表が3月27日、ベルギー・リエージュのスタッド・モーリス・デュフランで行なわれ、日本は1-2で敗れた。

 日本は4日前のマリ戦から先発を8名入れ替えた。本田、柴崎は昨年9月のサウジアラビア戦以来の先発となった。

 試合は立ち上がりからウクライナが左サイドに位置するコノプリャンカが日本のディフェンスラインの裏を突いてチャンスを作り出す。そして20分には、ピッチを幅広く使った攻撃を見せ、攻め上がったセンターバックのラキツキーがサイドチェンジのパスを受けると、思い切りよく左足を一閃。強烈なミドルシュートが植田の頭をかすめ、日本ゴールに突き刺さった。ウクライナが先制する。

 日本はビルドアップから丁寧につないで攻め込むシーンも見られるが、アタッキングサードでのパスに正確性を欠き、フィニッシュにつながらない。

 ミスが目立つ日本は、流れは決して良くなかったが、セットプレーのワンチャンスを活かす。41分、柴崎からのクロスを槙野が強烈なヘディングシュート。これが豪快にネットを揺らし、日本が同点に追いついた。前半を1-1で折り返す。

 メンバー交代なく後半をスタートした日本だが、やはりミスが多く、効果的な攻撃につながらない。

 56分には杉本健勇に代えて小林悠、65分には本田に代えて久保裕也を投入する。しかし、攻撃のペースは上がらず。逆に69分、コノプリャンカの突破から、カラバエフに強烈なシュートを叩き込みまれ、ウクライナに勝ち越しを許してしまう。

 その後もウクライナに再三にわたり決定機を作られた日本だが、日本は80分に中島翔哉を投入。その中島を起点に、日本はチャンスを作り出す。そして、後半アディショナルタイム、日本は中島がドリブル突破でペナルティエリア手前でFKを獲得。これを中島自らキッカーを務めるも、シュートは惜しくもGKに阻まれ、ゴールならず。

 結局、日本は1-2でウクライナに敗れた。

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