“英雄”シェフチェンコが語った日本代表の印象は?「スピーディで、戦術的、さらにセットプレーも強い」

2018年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本は非常に縦に速いサッカーをするから、コンパクトに戦わなければいけない」

シェフチェンコ監督は、日本との立場の違いに言及しつつも、勝利にこだわる姿勢を見せた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 27日に日本代表と対戦するウクライナ代表のシェフチェンコ監督が26日、公式会見に出席した。
 
 2004年にバロンドールに輝いたウクライナの英雄は「日本という国と文化をとてもリスペクトしている」と切り出し、続けて日本代表チームについても言及。「スピーディで、戦術的、さらにセットプレーも強い。何人かが怪我をしているが、どういうサッカーをするか明日見てみたい」と語った。
 
 とりわけ、「日本の縦に速い攻撃」が印象深かったようで、「非常に縦に速いサッカーをするから、コンパクトに戦わなければ」とゲームプランを明かしている。もっとも、「多くのパスをつないでフリースペースを作り、チャンスをうかがう。テクニックのある選手もいる」という自チームの攻撃面には「沢山のチャンスを作れば、ゴールを奪えると思う」と自信をうかがわせた。
 
 ロシア・ワールドカップ出場を逃したウクライナは現在、EURO2020に向けたチーム作りの真っ最中。「日本はロシアに向かっているし、こちらは予選で敗退し、何人かが引退した」というとおり、ワールドカップを3か月後に控えた日本と立ち位置は異なる。しかし、選手として数々の栄光を築いた名FWは、「親善試合でも結果を求めていきたい」と勝利にこだわる構えだ。
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