「サンダーボルト!」「難易度マックスだ」マンU伝説の男が決めたスーパーゴラッソが復活!

2018年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベッカムのCKを驚異的なダイレクトボレーで

まさに鉄人の異名がぴったりだったスコールズ。マンUの黄金期を支えた中盤のオールラウンダーだ。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドで19シーズンに渡ってプレーした伝説の名手、ポール・スコールズ。公式戦通算718試合(155得点)に出場した鉄人のスーパーゴールが現代に甦った。
 
 クラブの公式ツイッターが公開したのは、いまから18年前の2000年3月25日に炸裂した驚異の一撃。添えたのは「スコールジーがブラッドフォード戦で決めた、ネットを突き破りそうなサンダーボルトを観てもらおう」という一文だ。デイビッド・ベッカムが左CKから放ったライナー性のボールに対して、ペナルティーアーク付近で待ち構えたスコールズは迷うことなくダイレクトで右足を一閃! ジャストミートした球は一直線に豪快に、ゴールネット揺すったのだ。


 
 若い頃はストライカーとしても鳴らしただけに、得点センスは特筆モノ。170センチと上背はないがヘディングが滅法強く、とりわけダイレクトボレーが十八番だった。その中でもこの鮮烈弾はキャリア最高のゴールのひとつに挙げられる。当時の興奮を甦らせたファンは熱狂。投稿欄には「ミスター・パーフェクト」「難易度マックスのシュートだ」「頼れる心臓だった」「いまのユナイテッドにこそ彼のようなタフガイが欲しい」「黄金期を支えた偉人」と賛辞が止まない。
 
 2012年1月に一度は怪我を理由に引退を決意したが、5月に1年間の現役続行を表明。2012-13シーズンいっぱい、38歳で惜しまれつつスパイクを脱いだ。現在はテレビ解説に従事しながら、古巣に対して愛のムチを打ち付けることもしばしば。歯に衣着せぬ物言いは健在で、その言動がクラブやサポーターに与える影響は小さくない。

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