松本、ドローで開幕6戦勝利なし… 後半ATにまさかの2失点で反町監督「実力思い知らされた」

2018年03月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

最後はあわや逆転負けのムードも。

松本を率いる反町監督。開幕から白星に見放されている状況をいかに打開するのか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部

[J2リーグ6節]山口2-2松本/3月25日/みらスタ
 
 開幕から5試合未勝利の松本が、後半アディショナルタイムの2失点で再び勝利に見放された。
 
 松本は前半アディショナルタイムに、高崎寛之のシュートが決まり、幸先よく先制すると、73分にも岩上祐三がペナルティエリア手前から狙い澄ましたシュートを沈め、2点を先行。そのまま後半アディショナルタイムに突入し、初勝利は濃厚かに思われた。
 
 しかし、山口に押し込まれた松本は、91分にオナイウ阿道に追撃弾を許すと、直後の92分には前貴之に同点ゴールを流し込まれてしまう。さらに、山口の猛攻を受けた松本は、オナイウのポスト直撃のシュートを浴びるなど、あわや逆転負けのムードも漂ったが、2-2でタイムアップ。最後はなんとか敗戦を免れたといった展開になってしまった。
 
 試合後、フラッシュインタビューに応じた松本の反町康治監督は、「今の我々の実力を思い知らされたかなと思います」と意気消沈のコメント。2-0となった時点では、「(ディフェンスラインが)深くなりすぎないようにということと、(山口が)並びを変えているので、そこに対応できるようにと」声を掛けていたが、最後はホームチームの勢いに屈する形となってしまった。
 
 開幕6試合で4分け2敗。悲願のJ1復帰を懸けて臨んだシーズンの序盤戦だが、思わぬ"産みの苦しみ"を味わう状況となっている。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事