「エキサイティングだ」イブラのLAギャラクシー移籍にクラブOBの元アメリカ代表は興味津々

2018年03月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベッカムは謙虚だった」とドノバン。

マンチェスター・Uとの契約を解除し、MLS挑戦を決意したイブラヒモビッチ。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ギャラクシーは現地時間3月23日、マンチェスター・ユナイテッドとの契約を解消した元スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチの入団を発表した。

 欧州の複数のリーグで優勝請負人としてタイトル獲得に貢献してきたイブラヒモビッチが、メジャーリーグサッカー(MLS)の舞台でどのようなプレーを見せるのか。同じ36歳で、元LAギャラクシーのスター選手だったランドン・ドノバン(現在はメキシコのクラブ・レオン所属)も、ビッグネームの到来に興味津々だ。

 ドノバンは『ESPN』のインタビューに対し、「彼のアメリカ上陸にはかなり驚いたよ」とコメント。そのうえで「いまのロサンゼルスには大物が必要。彼を間近で見られるのはスペクタクルだね」と、古巣でイブラヒモビッチが躍動することに大きな期待を寄せた。

「彼がどのように(ケガから)回復したのか、どのくらいやれるのか、すごく興味深いよ。同じ時代を生きてきた選手だし、僕も同じように(ケガを)乗り越えてきた。彼が実際にピッチの上でどんなプレーを見せるのか、楽しみで仕方がない。エキサイティングだよ」

 
 またドノバンは、「デイビッドはとても謙虚だった」と、かつてLAギャラクシーでチームメイトだった元イングランド代表のデイビッド・ベッカムを称賛し、イブラヒモビッチのピッチ外での言動にも注目していることを伝えている。

「(ベッカムは)ロッカールームでも素晴らしく、ナイスなチームメイトだった。イブラヒモビッチのことはまったく知らないが、そういうところも本当に興味深いね」

 ベッカムがアメリカに渡ったのは2007年。それから10年以上が経過し、「MLSは当時と比べてずっと成熟した」と振り返るドノバンは、アメリカが"サッカー後進国"ではないことを強調した。

「(イブラヒモビッチが)どのポジションでどういうプレーを見せるのか、これからチームとどうリンクし、どれだけ良いパフォーマンスを見せられるのか。そして、どのように選手やファンに迎えられるのか。すべてが気になるよ」

 キャリア初の重傷で長期離脱を余儀なくされ、今シーズン途中に復帰を遂げたものの、昨年末からふたたびユナイテッドで出場機会を失っていたイブラヒモビッチ。ドノバンも注目する"キング"は、アメリカでも大暴れしてくれるだろうか。
 
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