ユーベ ベルギー代表FWのルカク、フランクフルトのU-21ドイツ代表GKトラップに興味

2014年06月06日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

将来のユーベを支える若きタレントの獲得に注力

今シーズンのプレミアリーグでは15得点をマークしたルカク。W杯でのブレイクが移籍の後押しに? (C) Getty Images

 ユベントスは主力クラスだけでなく、数年後に照準を合わせた若きタレントの獲得にも力を入れようとしている。ターゲットのひとりがフランクフルトでプレーするドイツU-21代表GKのケビン・トラップ。彼には多くのクラブから注目が集まっているが、来シーズンに向けた優先獲得オプションを合意することで先手を打とうというのがユーベの思惑だ。
 
 もうひとり、チェルシーが保有権を持つベルギー代表FWのロメル・ルカクについても、買い取りオプションつきレンタルで獲得する可能性を探っている。ユーベの本命は依然アルバロ・モラタ(レアル・マドリー)だが、今シーズンにエバートンでブレイクしたルカクは第一のオプションという位置づけだ。
 
 チェルシーは、ドルトムントから届いた同種のオファーをすでに断っており、ユーベにポジティブな返事が返ってくる確率は高くない。2500万ユーロ(約35億円)以上で完全移籍のオファーがあれば応じる用意はありそうだが、すべてはワールドカップでの活躍次第というところか。

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
 
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