【日本代表】最終節ハットの勝負強さを発揮できるか? 小林悠が前線生き残りへ「一発あるぞ!」

2018年03月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

センターフォワード3人の争いについて「タイプは全然違うと思う」

前日練習を行なう小林には笑顔も見られた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は3月23日、ベルギー・リエージュでマリ代表と国際親善試合を行なう。22日には会場となるスタッド・モーリス・デュフランで前日トレーニングが行なわれ、数人の選手がメディア対応に応じた。
 

 今回、代表選手の発表時にハリルホジッチ監督から明確に"センターフォワード"として招集された小林悠は、マリ戦を前に次のように意気込みを語っている。
「監督の求めていることも理解しているつもり。今回はセンターフォワード(としての招集だが)、健勇みたいに自分は大きくないけど、俊敏性だったり、背後を狙う動きだったり、自分の良さを出していきたい」
 
 いよいよ、最終局面に突入するチーム内のサバイバルについては、「やっぱり動き出しとか、そういう部分で自分の良さを出せると思うし、(それぞれが)タイプは全然違うと思う」と、自らの武器を強調するとともに、三者三様の長所にフォーカスすることで「あまり難しく考え過ぎずにやれると思う」と語る。
 
 実際、この日に行なわれた紅白戦でも、「サコや健勇が前で構えてくれて、自分が間に入って行ったり、周りで動いたり」という連係面での関係性もあったようだ。ただし、いかなる状況であっても、やはり「結果にはこだわってやりたい」と語る。
 
「もし拮抗した試合になって、なかなか難しい状況になった時、自分が出て一発があるぞ、というところを見せられれば、(本大会メンバー入りの)可能性は高くなると思う」
 
 昨シーズンのJリーグを思い返せば、小林は最終節・大宮戦でのハットトリックで初の得点王と初のJ1制覇、そしてリーグMVPを引き寄せた。メンバー入りを懸けた戦いで、再び自らの"一発"で答えを示せるか。


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