韓国のビーナス、イ・ミナをなでしこL開幕戦で直撃!「日本の文化に興味はありますか?」

2018年03月21日 西森彰

「デビュー戦でサポーターも多くて、緊張しました」

本拠地ノエスタで日本デビューを飾ったイ・ミナ。試合後は緊張がほぐれたのか、終始ニコヤカだった。写真:川本学

 3月21日、2018年のなでしこリーグが開幕した。昨季2位のINAC神戸レオネッサは、本拠地で日体大FIELDS横浜と対戦。終始主導権を握り、2-0の快勝スタートを切った。
 
 シーズン開幕前から注目を集めていたINAC神戸の韓国女子代表MFイ・ミナも先発を飾り、晴れてなでしこリーグデビューを果たした。「緊張した」というオープニングゲームを終えた直後、その声を聴いた。

 
──今日はイ・ミナ選手にとって、なでしこリーグのデビュー戦でしたが、少し緊張していらっしゃいましたか。
 
「韓国でのゲームに比べて日本はサポーターの方々の数が多く(この日の観客数は公式発表で2,027人)、また、なでしこリーグのデビュー戦ということで緊張しました」
 
──前半(17分)に、ひとつ大きな得点チャンスがありましたが……。
 
「パスが来るタイミングを考えていたのですが、自分が考えていたよりも若干、遅く来ました。そこで、パスを出す選手と自分のタイミングがズレてしまいました。開幕前にアルガルベカップに招集されたこともあって、連携を作る時間が足りませんでした。これから、もっと周りの選手のプレーと合わせていきたいと思います」

 
──プレー面では、まだチームに溶け込む時間が必要ということですね。日本での生活という部分についてはいかがですか?
 
「日本での生活については、非常に満足しています。神戸に来てから自炊を始めたのですが、それも楽しい。静かなところが好きなので、オフの時間にマンションでひとりになれるのも嬉しい。自炊で作るのは、キムチチゲなど韓国料理です」
 
──日本で行ってみたい場所、体験したい文化などがあれば教えてください。
 
「奈良、京都には行ってみたいと思います。そして、大阪は美味しいものが多いイメージがあるので楽しみです。また、日本と言えば、やっぱり桜のイメージが強いので、桜を見に行きたいです。ただ、なかなかその時間が取れません。日本の文化についても非常に興味があるので、これからたくさん勉強していきたいと思います」

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