初黒星の水戸、快進撃を支えた守備が機能せず… 長谷部監督は素直に完敗を認める

2018年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分たちのミスからボールを与えて失点したのは反省点」(長谷部監督)

宮本拓弥(15番)のゴールで前半に1点を返すも、守備陣が後半に再び失点...(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J2リーグ5節]大分 3-1 水戸/3月21日/大銀ド

 前節15年ぶりに首位に立った水戸の快進撃は、流動的なアタックが武器の大分に止められる格好となった。
 
 21日にJ2・5節が行なわれ、水戸はアウェーの地で大分に1-3で敗戦。2位岡山が勝利したため、トップの座を明け渡した。
 
 試合後、長谷部茂利監督は試合を総括。「予想していた通り、大分さんのパスワークに苦しめられたゲームでした。1-3は妥当な結果で、もしくは我々がもう1得点ぐらい獲れたかもしれないという想いがあったゲームだったと思う」と素直に完敗を認め、相手の攻撃を止められなかった試合内容に悔しさを滲ませた。
 
 大分戦の水戸は序盤から相手に押し込まれ、得意のハイプレスが機能不全。

「パスワークから入ってくる相手に対して、自分たちのミスからボールを与えて失点したのは反省点だった」

 指揮官が言うように中盤でのボールロストも散見。ここまでの4試合でわずか1失点の堅守が綻びを見せ、今季初の複数失点を喫して敗れた。
 
「ほかのチームもボールの扱いが上手く、パスワークが上手いので、次節以降、修正して試合に挑みたい」とは長谷部監督の言葉。25日に迎える次節の相手・横浜FCも技術力に長けたチームであるだけに、大分戦で露呈した守備の課題を次に生かす作業が必要不可欠となる。

 4節までに見せた快進撃がフロックではないと証明するためにも、今週末のゲームは重要な一戦になるはずだ。

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