ロナウジーニョが政治家に転身! ブラジル共和党入党で年内に出馬する可能性も?

2018年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

共和党代表も入党を歓迎!

引退後の明確なプランを明かしてはいなかったロナウジーニョだが、政界に進出し、母国を支えることを決めたようだ。 (C) Getty Images

 多くのサッカー・ファンを魅了してきた偉大なクラッキは、第2の人生を母国のために捧げるようだ。
 
 現地時間3月20日、ブラジル共和党が、バルセロナなどで活躍した元同国代表の天才MF、ロナウジーニョの入党を発表した。
 
 今年1月16日、正式に現役引退を発表していたロナウジーニョ。セカンドキャリアにおいては、ミュージシャンとしての活動や世界規模でのサッカー教室の開催など、様々な可能性を示唆していたが、政治家としてブラジルを支える決断を下した。

 
 20日に実兄で、自身のマネジメントを行なう実兄アシス氏とともに共和党のパーティーに出席したロナウジーニョは、「国を良くし、全国民に喜びと健康をもたらすためのプロジェクトに参加できることを、嬉しく思う」と、政界進出を前向きに語っている。
 
 また、共和党の代表を務めているマルコス・ペレイラ氏も、「共和党はロナウジーニョを歓迎します。あなたの加入は我々にとって嬉しいものであり、本当に誇らしいことだ」と、サッカー界の偉大なレジェンドの加入と決断に賛辞を贈った。
 
 いつ立候補するかは決めていないというロナウジーニョだが、地元メディア『Estadao』によれば、早ければ今年中に選挙に出馬するとしており、元ブラジル代表で現在は上院議員を務めるロマーリオ氏と同じように、連邦区の地方上院議員として立候補する可能性がある。
 
 3月21日に38歳となるロナウジーニョ。そのマジカルなプレーと明るいキャラクターで、世界中のサッカー・ファンを魅了してきた男は、政治活動を通しても、母国の人々に笑顔を与えることができるだろうか。
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