「ジダンはボールとダンスする」世界を酔わせたマドリー時代の将軍がリバイバル!

2018年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

伝家の宝刀ルーレットに超絶タッチも散りばめられ

マドリーでキャリア最期の輝きを放ったジダン。なにをやってもサマになるスーパースターだった。(C)Getty Images

 レアル・マドリーを率いる"将軍"ジネディーヌ・ジダン。2016年1月に低調だったマドリーの新指揮官に就任すると、瞬く間にチームを立て直した。在任2年でチャンピオンズ・リーグとクラブワールドカップを連覇する金字塔を打ち立て、リーガ・エスパニョーラでも復権。今シーズンは勝ち切れない試合が続いて一時は解任論が噴出したが、終盤戦に入ってチームは上り調子で、潮目が変わったと見る向きが強い。前人未到のCL3連覇の偉業に挑む。
 
 指導者としても常に注目の的であるジダン監督だが、リーガ公式ツイッターが今回トリビュートしたのは、マドリー時代の超絶パフォーマンスだ。2001年7月に当時の史上最高額である9000万ユーロ(約108億円)で入団を果たすと、ワールドカップとEUROをすでに手中に収めていた29歳のジーニアスは、マドリーでのファーストシーズンに悲願であったCL制覇をいきなり成し遂げる。やがて背番号5を身に付けてロナウド、ルイス・フィーゴ、デイビッド・ベッカム、ロベルト・カルロスらとロス・ガラクティコス(銀河系軍団)を形成するのだ。


 
 スペシャルムービーでは5シーズンに及んだマドリー時代のスーパープレーが凝縮。公式ツイッターは「フットボールをプレーというより、ジダンはボールとダンスをしていた」と題し、ゴールやアシストの名場面だけでなく、伝家の宝刀であるマルセイユ・ルーレットや高品質なトラップなど、ジダンらしい異次元のボールコントロールも散りばめられている。いつまでも観ていたい、溜息が出てしまうプレーハイライトだ。
 
 サンチャゴ・ベルナベウに愛された稀代のレジェンド。はたして、今シーズン終了後に別れを告げるのか。サポーターの大多数は続投を支持しているが──。

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