3季連続2桁得点に王手の南野拓実を海外メディアが激賞!「最大のハイライト」「王者になる時は近い」

2018年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

地元紙も唸らせた南野の2ゴール!

チームが上昇気流に乗るなかで自身のコンディションも高まっている感がある南野。はたして、ゴール数をどこまで伸ばすことができるだろうか。 (C) Getty Images

 オーストリアで研鑽を積む"サムライ"南野拓実が魅せた。
 
 現地時間3月18日に行なわれたオーストリア・ブンデスリーガ第27節で、ザルツブルクはホームでオーストリア・ウィーンと対戦して5-0で完勝。この試合で3試合連続先発出場を飾った南野は2ゴールを奪取し、チームのリーグ戦無敗記録の更新(21試合)に大きく貢献した。
 
 前半から決定機に絡んでいた南野に見せ場がやってきたのは59分。ラインホルト・ヤボの楔のパスをボックス内で受けると、振り向きざまに右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
 
 10試合ぶりの得点で勢いづいた南野は67分にも、右サイドからボックス内に侵入したフレデリク・グルブランドセンのシュートのこぼれ球をゴール前で拾い、冷静に流し込んだ。
 
 この2ゴールで今シーズンの公式戦での得点数を「9」に伸ばし、3シーズン連続となる2桁得点に王手をかけた南野に対しては、海外メディアも高い評価を与えている。

 地元紙『Salzburger Nachrichten』は、南野について「確かな決定力で勝利を引き寄せた」と称賛し、さらにブラジル・メディア『Torcedores』は「タクミ・ミナミノの2ゴールは、この試合における最大のハイライトだった」と賛辞を贈るとともに、「ミナミノらの活躍によって勝利したザルツブルクの、王者になる時が迫っている」と書き綴った。
 
 今節の大勝で勝点を62に積み上げたザルツブルクは、2位シュトゥルム・グラーツとの勝点差を8に広げ、リーグ5連覇へ大きく前進したと言っても過言ではない。
 
 ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ではドルトムントを撃破してベスト8へ駒を進めるなど、チームの上昇ムードが高まっているなかで、着実に成長の証を示している南野は、3シーズン連続となる大台に到達できるか。そのパフォーマンスに注目が集まる。
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