クリロナが衝撃4ゴールで10戦18発!「驚愕のラッシュだ」と欧州メディアが激賞!

2018年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

面白くなってきた、メッシ、スアレスとの“巴戦”

空前のゴールラッシュだ。ジローナ戦で今季初の4得点を挙げ、10戦18発のC・ロナウド。もはや手が付けられない。(C)Getty Images

 レアル・マドリーの大エース、クリスチアーノ・ロナウドがまたしても爆発した。
 
 現地時間3月18日のリーガ・エスパニョーラ29節、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのジローナ戦で今シーズン初の1試合・4ゴール。23節以来の3得点以上で、リーガではここ10戦で18発という猛チャージだ。通算22得点とし、ゴールランキングで首位のリオネル・メッシ(25得点)の背中をくっきりと視界に捉え、2位だったルイス・スアレス(21得点)を一気に抜き去った。

 
 まずは11分にトニ・クロースのグラウンダーパスを豪快に左足で蹴り込むと、48分にはカリム・ベンゼマのパスに抜け出して、ふたたび左足でネットを揺すった。59分にルーカス・バスケスのゴールをお膳立てし、64分にこぼれ球をプッシュしてハットトリックを達成。チームは守備がぴりっとせず、ジローナの抵抗に遭って3失点を喫したが、C・ロナウドは終了間際にもクロースのアシストで1点を追加し、6-3というド派手なスコアで勝利を飾った。

 
 シーズン序盤戦、チャンピオンズ・リーグで着実にゴールを重ねていたC・ロナウドだが、リーガでは初登場した5節からの10試合でわずか2ゴールとスランプに陥った。だが年明け以降に負傷離脱していた主力が戻ってチームの調子が上向くと、瞬く間にゴール量産体制に。今シーズンのCLでは全8試合でゴールを挙げて13得点。全公式戦通算で37得点をマークするに至り、こちらはメッシの35得点を上回った。
 
 スペイン全国紙『MARCA』は「まさに驚愕のラッシュだ。結局は今シーズンもメッシとの(得点王)争いになるだろう」と報じ、欧州スポーツチャンネル『EURO SPORTS』は「ワールドカップを前にトップコンディションに近づいている。こうなるとこの男は止められない!」と激賞。英紙『THE DAILY MIRROR』は「両チーム合わせて7ゴールが飛び交う大荒れの後半、ひときわ光り輝いたのがロナウドだった」と称えている。
 
 はたしてC・ロナウドは、3シーズンぶり4回目のピチーチ(リーガ得点王)に届くのか。残り9試合、メッシ、スアレスとの"巴戦"に注目が集まる。

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