4戦無敗の清水が暫定2位に浮上!それでも金子翔太が口にした課題は?

2018年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

豪快ミドルでホーム通算650ゴール目!しかし、試合後には…

金子は引き分けに終わった試合を振り返って反省の言葉を並べた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ4節]清水1-1仙台/3月18日/アイスタ
 
 好調を維持する清水の金子翔太が、またも仕事をやってのけた。ホームに仙台を迎えたJ1リーグ4節。開始9分に中盤でボールを受けると思い切り右足を振り抜き、豪快な無回転ミドルを沈めたのだ。これで金子はリーグ戦で3試合連続ゴール。また、クラブのホーム通算650ゴール目のメモリアル弾となった。
 
 金子は試合後のフラッシュインタビューでこのゴラッソを振り返り、「ファーストシュートだったので思い切り狙おうと思っていたし、風上だったのでボールに力が乗っていいコースに飛んでくれた」とコメント。しかし、仙台の阿部拓馬に同点弾を許して1-1のドローに終わった試合に反省の言葉も述べた。
「90分を通して仙台さんにかなりボールを持たれて苦しい展開が続いた。チーム全体としてディフェンス陣も六さん(六反勇治)を含めてしっかり守り抜いてくれたので、勝点1はラッキーというか、自分たちは反省ばかりです」
 
 この言葉どおり、清水は多くの時間帯で仙台にボールを持たれて苦しんだ。先制点こそ奪ったものの、リードを活かしてゲームをコントロールできたわけではなく、反省の残る内容だったと言えるだろう。
 
 実際に金子も「1点取った後にもう少し自分たちでボールを保持したいし、90分回されるとしんどいので、ポゼッション率を高めなければいけない。相手陣地に押し込んだり、もう少し幅を持ってボールを回せたらよかった」と改善点を挙げている。チームは2勝2分で暫定2位と結果が出ているだけに、この勢いを持続したまま、上手くそれらの"課題"を潰していきたいところだ。

次ページ【動画】金子翔太がゴラッソ!豪快無回転ミドルはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事