[Ｊ１リーグ４節]清水１－１仙台／３月18日／アイスタ
 
　Ｊ１リーグ４節の清水対仙台が18日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、１－１の引き分けに終わった。
 
　ホームの清水はクリスランをターゲットに攻撃を組み立て、運動量豊富な金子翔太やミッチェル・デュークが前線に絡んでアクセントをつける。そうして迎えた９分に金子がファーストシュートで豪快なミドルを沈めて先制に成功した。ゴール左上に突き刺さった無回転弾は、まさにゴラッソ。金子はこれでリーグ３試合連続ゴールとなった。
 
　一方の仙台は、失点にも気落ちせずにしっかりとボールを保持して反撃に出る。前半は無得点に終わったが、野津田岳人がボランチに降りて配球し始めた後半は、左右の揺さぶりや効果的なカウンターが見られるようになり、攻撃の迫力が増した。

　70分には、その野津田の積極性がチャンスに結びつく。エリア外から放った野津田のシュートは当たり損ねたが、ゴール前に転がったルーズボールに西村拓真が反応して右足でシュート。ＧＫが弾いたところに阿部拓馬が詰めてゴールに流し込んだ。
 
　その後、清水は交代出場の鄭大世、仙台はジャーメイン良らが果敢にゴールを狙うも、追加点は生まれず。１－１で終了の笛を聞いた。
 
　清水、仙台ともに４節終了時点で負けなしの２勝２分。暫定ながら清水は２位に、仙台は３位に浮上している。