元鹿島&セレソンの伝説的名手が、バイエルン時代に決めたゴラッソに再脚光!

2018年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

攻撃的サイドバックの面目躍如

1990年代前半、バイエルンとブラジル代表で名声を欲しいままにしたジョルジーニョ。世界最強右SBの看板を引っ提げて、95年に鹿島へ入団した。(C)Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガの公式ツイッターで連載中なのが、アルファベット順に名ゴールを振り返る「#Goalphabet」だ。
 
 3月16日の文字は「J」。そこで登場したのが、1992ー93シーズンのバイエルン・ミュンヘンvsシャルケ04戦でのゴラッソである。決めたのは、当時のブラジル代表不動の右サイドバックで、まさにキャリアの春を謳歌していたジョルジーニョだ。

 
 ペナルティーアーク付近でボールを受けると、迷わず左足を強振。鋭くドライブ回転がかかったショットでシャルケ・ゴールを陥落した。攻撃的サイドバックと謳われた男の面目躍如と言えるド派手なプレー。車を運転しているようなお馴染みの"ドライブ・パフォーマンス"も披露しており、懐かしいかぎりだ。

 
 この翌年に行なわれたアメリカ・ワールドカップでセレソン栄光の優勝メンバーとなり、さらにその翌年の1995年に鹿島アントラーズへ入団。右サイドバック、またはボランチでフル稼働し、レオナルドやマジーニョ、ビスマルクといった同胞の名手たちとともに黄金期を築き上げた。Jリーグ・ファンは世界最高峰のラテラウの妙技を堪能したのだ。
 
 2003年に39歳で現役を引退し、指導者の道へ進んだ。ブラジル代表コーチやフラメンゴ、ヴァスコ・ダ・ガマなど強豪での監督を歴任。2012年には1年だけ古巣の鹿島も率いた。現在はブラジル1部リーグのバイーアで指揮を執る。
 

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