本田圭佑が半年ぶりに代表復帰!! ハリル監督が招集した理由と期待することは? 

2018年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このチャンスを掴んでほしいと思っています」(ハリルホジッチ監督)

昨夏にパチューカ(メキシコ)に移籍後、多くの試合に出場。コンデイションは万全だ。(C)SOCCER DIGEST

 3月15日に日本協会は、3月下旬にベルギー・リエージュで行なう国際親善試合の日本代表メンバーを発表した。

 今回の招集リストで最大のトピックは本田圭佑(パチューカ)の復帰だろう。

 9月6日に行なわれたワールドカップ・アジア最終予選の最終戦・サウジアラビア戦を最後にメンバーから外れていたが、その後本田は移籍したメキシコ・リーグで好調を維持。

 2018年に入って、本田はリーグ戦で11試合に出場。4得点・5アシストの数字を残すなど、目に見える結果を残して今回の代表選出を勝ち取った。

 今回、右サイドのFWで選出した本田について、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はこう話す。

「久保もまだ私の満足できる状態ではありません。本田は追跡を続けていますが、このチャンスを掴んでほしいと思っています」

 2月下旬には手倉森誠コーチがメキシコまで視察に行くなど、やはり本田は常に気に掛けてきた存在。そのなかで他の選手が突き抜けるような活躍を見せられなかったこともあり、異国の地でアピールを続けてきた日本の4番に再び白羽の矢が立った。
 
 ただ、代表に復帰したからといって、これで終わりではない。

「FWに関しては得点を取る、取らせるところが重要。ただ、いつも降りてきてボールをもらうのではなく、背後にも行ってほしい。足もとばかりで受けてしまうと得点を取るのは難しくなってしまうので」(ヴァイッド・ハリルホジッチ監督)

 指揮官は本田に攻撃面での貢献を要求しており、誰よりも右サイドで違いを見せる必要がある。

 本大会開幕まで残り3か月を切ったなかでチャンスを掴んだ本田。今回のベルギー遠征ではゴールやアシストといった目に見える結果を残すことが、ワールドカップのメンバー入りを手繰り寄せるポイントになりそうだ。

【日本代表PHOTO】マリ・ウクライナ戦へ向けた招集メンバー26人
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