市場価格が約100億円アップ! この半年でもっとも価値を高めた欧州主要リーグの選手は?

2018年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップ10のうち6人はプレミア勢。

昨夏のリバプール移籍を機に市場での価値が大幅に高騰したサラー。いまや同クラブの押しも押されもしない大エースだ。(C)Getty Images

 ハリー・ケインと並び、プレミアリーグの得点ランキングで首位に立っているのだから、評価がうなぎ上りなのも頷ける。

 スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIES Football Observatory』によると、欧州主要リーグにおいて過去6か月でもっとも市場価値を高めたのは、リバプールのモハメド・サラーだという。

 今シーズン、ローマから加入したサラーは、30節を消化したプレミアリーグで29試合に出場。うち19試合でネットを揺らし、ケインと並ぶ24得点をマークしている。

 
 前述の『CIES』によると、サラーの価値は2017年9月の8810万ユーロから、今年3月で1億6280万ユーロと、じつに7470万ユーロ(約97億1000万円)もアップしている。

 独自のアルゴリズムに基づいて作成されたリストで、そのサラーに続いたのは、今シーズンからマンチェスター・シティのゴールマウスに君臨する新守護神のエデルソン。さらに、同じシティのレロイ・ザネが"表彰台"の残り1枠を獲得した。

 4位のキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)を挟んで、5位はふたたびシティから。ガブリエウ・ジェズスがトップ5に滑り込んだ最後に入った。ほかにも、サラーのチームメイトであるジョー・ゴメスが6位、トッテナムのダビンソン・サンチェスが8位と、プレミア勢の強さが目立つ。

 一方、その他のリーグでは7位にパウリーニョ(バルセロナ)、9位にセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)、10位にフロリアン・トバン(マルセイユ)が入り、ブンデスリーガ勢の最上位は、12位のダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ)だった。

 もちろん、『CIES』独自のランキングではあるが、ビッグクラブの補強担当者にとっては興味深いデータと言えるだろう。リストアップされた選手が今シーズン終了後に移籍した場合、その移籍金が注目される。

市場価格上昇ランキングのトップ10は、以下のとおり。

1位:モハメド・サラー(リバプール)
7470万ユーロUP

(8810万ユーロ→1億6280万ユーロ)

2位:エデルソン(マンチェスター・C)
7440万ユーロUP

(2430万ユーロ→9870万ユーロ)

3位:レロイ・ザネ(マンチェスター・C)
6300万ユーロUP

(8820万ユーロ→1億5120万ユーロ)

4位:キリアン・エムバペ(パリSG)
5470万ユーロUP

(1億3380万ユーロ→1億8850万ユーロ)

5位:ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C)
5310万ユーロUP

(5280万ユーロ→1億590万ユーロ)

6位:ジョー・ゴメス(リバプール)
4830万ユーロUP

(900万ユーロ→5730万ユーロ)

7位:パウリーニョ(バルセロナ)
4240万ユーロUP

(1000万ユーロ→5240万ユーロ)

8位:ダビンソン・サンチェス(トッテナム)
4220万ユーロUP

(3540万ユーロ→7760万ユーロ)

9位:セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)
4070万ユーロUP

(2980万ユーロ→7050万ユーロ)

10位:フロリアン・トバン(マルセイユ)
3840万ユーロUP

(4390万ユーロ→8230万ユーロ)
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