ネイマールの出戻り騒動、同胞コウチーニョは「もちろん歓迎」も肝心のバルサは…

2018年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

復帰か、残留か、それともマドリー移籍か。

退団の際に契約延長ボーナスの件で揉めたネイマールを、バルサがふたたび受け入れるとは思えないが……。(C)Getty Images

 怪我の治療でブラジルに帰国していても、ネイマールの去就を巡る騒動は後を絶たない。

 来季もパリ・サンジェルマンでプレーするのかどうかが騒がれているブラジル代表のエースだが、レアル・マドリーとともに移籍先の候補として噂されるのが、古巣のバルセロナだ。

 一部のメディアは、ネイマールが古巣バルサへの復帰を希望していると報じた。仮に実現した場合、"出戻り"となるネイマールがどのように受け止められるかは興味深いところ。ちなみに昨シーズンまでのチームメイト、イバン・ラキティッチは、「扉を開ける」と歓迎する意向を明かした。

 
 今シーズン途中にバルセロナに加わったフィリッペ・コウチーニョも同じだ。スペイン紙『Marca』によると、コウチーニョは「ラキティッチと同じように思っているよ」と、ブラジル代表のチームメイトとクラブでもともにプレーしてみたいと述べた。

「ネイは素晴らしい選手。僕は幸運にもセレソンで彼と一緒にプレーできているけど、バルサに戻ってくるならそれはそれで素晴らしい。もちろん、扉を開けて歓迎するさ」

 だが、肝心のバルサは、ネイマールの復帰を否定している。スポークスマンのジョゼップ・ビベス氏は、「我々はネイマールが復帰を望んでいるとは聞いていない」と述べた。

「彼はクラブを去った選手であり、退団したときに我々は彼の幸運を祈った。それ以降はなにもない」

 ネイマール復帰の可能性についても、ビベス氏は「ウチの選手じゃない選手に関する憶測に首を突っ込むことはない」と、コメントを避けている。

 パリSGが残留を強調し、マドリーが4億ユーロ(約520億円)を準備しているとの噂もあるネイマール。昨夏に続き、この夏も彼の周辺が騒がしくなるのは確かなようだ。
 
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