好調の大迫、復帰したばかりの岡崎はどうなる? 海外組の現況と代表招集の可能性をチェック! 【FW編】

2018年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

最下位に沈むケルンで核となっている大迫。

3月12日の試合でゴールを決めている大迫(右上)をはじめ、少しずつコンディションを高めている海外組のFW陣。 (C) Getty Images

 3月23日にマリ(ベルギー/日本時間 21:20)、同27日にウクライナ(ベルギー/日本時間 21:20)と対戦する日本代表。その欧州遠征に向けたメンバー発表が15日に行なわれる。
 
 6月に開幕するロシア・ワールドカップに向けて貴重なテストの場となる一戦は、海外組にとっても重要なアピールの機会となる。
 
 ここではメンバー発表を前に、海外組の現況と招集の可能性を5段階で査定。3月の代表シリーズで戦力となりうる選手たちを占う。GK・DF編、MF編と伝えてきたが、最後にFW編をお送りする。
 
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岡崎慎司(レスター/ENG)
3月の代表招集の可能性……★★★

 
【2018年成績】
プレミアリーグ=6試合・0得点・0アシスト
FAカップ=2試合・0得点・0アシスト
  
 前半戦で6ゴールを叩き込んだ勢いは徐々に尻すぼみ。今年2月に膝を痛めて約1か月の離脱を強いられ、3月10日のWBA戦(プレミア30節)でようやく戦列に復帰するなど、試合勘も含めて万全の状態とは言い難い。


大迫勇也(ケルン/GER)
3月の代表招集の可能性……★★★★★

 
【2018年成績】
ブンデスリーガ=6試合・2得点・2アシスト
 
 最下位に沈むチームにおいて、攻撃の核として質の高いプレーでチャンスメイクに勤しむも、結果に結び付いていない。FWとして得点の少なさを指摘する声も少なくない。昨年末に肺炎を患って以降は断続的に欠場が続いたが、現在はコンディションに問題はないようだ。


 
武藤嘉紀(マインツ/GER)
3月の代表招集の可能性……★★★

 
【2018年成績】
ブンデスリーガ=9試合・4得点・0アシスト
 
 2試合連続得点(19節シュツットガルト戦では2ゴール)と、後半戦は好発進を切るも、チームの低迷で以降はシュートなしという試合も。前線での精力的なチェイシングとフィジカルの強さを活かしたボールキープやパス出しは、どの試合でも見ることができている。


久保裕也(ヘント/BEL)
3月の代表招集の可能性……★★★★

 
【2018年成績】
ベルギー・リーグ=9試合・1得点・1アシスト
 
 今シーズンは開幕から2か月目にようやく初得点を記録するなど、滑り出しは低調だった。それでも主力級の評価は揺るがず、リーグ戦は全試合に出場中。コンディションも徐々に復調してきている。

次ページ鋭い動きを披露している南野に比べ、浅野は…。

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